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「自販機イノベーション」宣言

私たちは、常に“顧客起点の飲料自販機”について想いを巡らせ、その実現に向けて実践を重ね、そして飲料自販機の売上を大きく伸長させることができました。

一般に、飲料自販機を取り巻く環境は厳しくなっています。飽和状態に加え、品揃えが豊富なコンビニエンスストアにも押されて売上は頭打ち、90年代半ばは50%近くあった清涼飲料総売上に占める販売シェアも35%程度までに低下しているのが現状です。

こうしたなか、私たちは、“ブランドミックス機”の推進と電子マネー“Suica”への対応を機軸に、エキナカを舞台に飲料自販機の変革に努めてきました。

まず、“顧客起点”の“ブランドミックス機”の展開を加速させました。それまでエキナカでも主流だった“単一メーカーブランド機”から“ブランドミックス機”への切り替えを加速したのです。これにより、私たちが、お客さまに喜んでいただける売れ筋商品等を仕入れ、販売することで、“供給者起点から顧客起点へ”と飲料自販機流通を再構築しました。

次に、電子マネー“Suica”に徹底して対応させました。これにより、「財布を出す必要がない」「小銭が増えない」こと等から利便性が向上するとともに、客単価も若干上昇した結果、売上が増加しました。さらに、「バッグから財布を出す手間が省ける」ことから、女性の利用を促す副次効果も見られました。

これ以外にも、私たちは、飲料自販機のメディアとしての可能性の追求やオリジナル飲料の提供、キャンペーン展開等の新たな施策を推進してきました。

私たちは「自販機イノベーション」を宣言し、これまで培ったノウハウと自販機ネットワークの活用により、“新たな価値”を具体的に提案していきます。

2009年9月10日
(株)JR東日本ウォータービジネス

表1 「国内における飲料自販機総売上(販売ケース数)及び総台数推移」

表2 「当社の飲料自販機売上、ミックス・Suica機数等の推移(~2008年度)」