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毎日お世話になっているけれど......知らずに着てた?!<スーツ>大解剖

2019.4.23

*** 記事の内容は作成時のものであり、最新情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。***
※記事の内容は作成時のものであり、最新情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

毎日お世話になっているけれど......知らずに着てた?!<スーツ>大解剖

新生活がスタートするこの時期、スーツ姿が初々しい若者が目立ちます。働く人のユニフォーム的な存在のビジネススーツは、毎日のようにお世話になっている人も多いと思いますが、ただなんとな~く着ているだけだったりしませんか?

そこで、今回はスーツ姿を小ネタ部目線で大解剖!意外と知られていない(かもしれない)スーツのトリビアを集めてみましたよ。毎日お世話になっているという人も、たまにしか着ないという人でも、スーツに対する見方がちょっぴり変わるかも?!

「スーツでくつろぐ」ってどういうコト? スーツ誕生秘話

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「スーツ」と言えばジャケットとズボンの上下セットですよね。スーツは英語で“suit”と書き、“ひと揃い”や“1組”という意味で、例えばトランプのカードではハートやスペードなどマークごとの1組も「スーツ」と表現されます。

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でも、実は「スーツ」という呼び名は略語なのです。正しくは「ラウンジ・スーツ(lounge suit)」と呼びます。「えっ?!なぜ、ラウンジが付くの?」と思いますよね?はい、調べてみましたよ!

その由来は、いまから150年ほど前にさかのぼります。なんと「スーツ」は、イギリスの貴族など身分の高い男性たちが食前や食後にラウンジ・ルームでくつろぐための服として誕生したのが最初だそう。それで“ラウンジ・スーツ”と名付けられたのです。

いまではビジネスシーンや改まった場に欠かせない“スーツ”、最初はまるで逆の用途、英国紳士たちの“くつろぎ服”だったとは驚きですね。

ジャケットのボタンは留める?外す?意外と知らない“スーツのマナー”

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普段、ジャケットのボタンはどうしていますか?きっちりと留めるのが礼儀かと思いがちですが、胸ボタンがタテ1列に付いているシングルの場合は、一番下は“飾り”(!)なので留めず、座るときはすべてのボタンを外しておくのが国際的なマナーです(ダブルは閉じたままでOK)。

これは相手に見苦しい洋服のシワを見せないための配慮のほか、着心地を悪くさせないためでもあるそう。自然と身につけられれば一段上の着こなしに!とはいえ一方で、「就活時には座るときにもボタンは留めたままのほうが無難」という声もありますから、状況を見て判断しましょう。

毎日お世話になっているけれど......知らずに着てた?!<スーツ>大解剖

ちなみに女性の場合はボタンをすべて留めた状態でもシルエットが崩れにくいスーツが多いため、座るときに外さなくてもOKとされています。

そういえば「ワイシャツ」の“ワイ”って何?

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お次はワイシャツです。“ワイ”って何?と思ったことありませんか?

Yシャツ、とアルファベットの“Y”が用いられることもあるし、シャツの見た目や形が“Y”?まあ、そう見えなくもないけれど……と思いきや、実は“ホワイトシャツ”という音が変化した和製英語だったのです!ちなみに、西日本では「カッターシャツ」と呼ぶ人も多いとか。

そんなワイシャツ、ジャケットを着ていればあまり見えないし……と、適当に選んでいませんか?専門家によると、ワイシャツのサイズが合っていないとスーツの着こなしが台無しになることもあり、できれば試着をするのがおすすめだそう。

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スーツにワイシャツとくれば、欠かせないのは?そう、ネクタイです。

猛暑が続く昨今ではクールビズが広まり、ノーネクタイOKというシーンも多くなりましたが、それでも改まった場では必須のアイテム。結び方は基本の「プレーン・ノット」や固く型崩れしにくい「ウインザー・ノット」などその数なんと80種類以上もあるとか!

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結び目の下に作る小さな“くぼみ”は装飾のひとつとしてみなされ、美しい形のポイントにもなっています。長さはベルトのバックルにやっと届くくらいがgood。慣れないとなかなか上手くできないものですが、ひたすら練習あるのみ!収納時はくるくると巻いておくと生地に負担をかけず長持ちさせられますよ。

ズボンの折り返しやひも靴のタイプ、こんなトコにも小ネタ満載!

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スーツのズボンはトラウザーズと呼ばれています。裾には、折り返しのないシングルと、折り返しのあるダブルがあり、ダブルは雨のとき泥で裾を汚さないためにまくり上げたことから生まれたのだとか。

スーツに合わせる靴は現代では幅広く、歩きやすさ重視で“スーツにスニーカー”という、あえての“崩しスタイル”も見られるようになってきました。が、今回はスーツに合わせる靴の定番・ひも靴タイプのドレスシューズについて、ちょっと学んでみましょう。

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例えば、ひも付きのドレスシューズには上の写真のような内羽根式と、下の写真のような外羽根式があります。“羽根”とは、ひもを通す穴が左右対になっているまさに“羽根”の形をした部分を指します。

内羽根はフォーマル向きで、アメリカなどでは「バルモラル」と呼ばれています。イギリスのアルバート公が考案し、彼が好んだ城にちなんで名付けられました。イタリアではフランチェジーナ(フランスのお嬢さん)と呼ばれており、履くのが難しいさまをアモーレの国らしく“なかなか口説き落とせないフランス女性”に例えたそう。

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一方、外羽根は普段のビジネスシーンやジャケットだけというカジュアルな装い向きでアメリカではこのスタイルを考案したブリュッヒャーさんの名前から「ブルーチャー」と呼んでいます。ヨーロッパでは「ダービー」とか「デルビィ」と呼ばれることも。

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ビシッと着こなせば、それだけで3~5割増しでカッコよく見える “マジック”がある(?!)ともいわれるスーツ。人からどう見られるかも気になるところかもしれませんが、なにより自分が気持ちよく過ごせることがいちばん!

スーツに袖を通す時はこれらの小ネタを思い出しながら、シャツやネクタイ、靴などにもちょっぴり気を配り、スマートな新生活をスタートしてくださいね。

<参考文献>
『紳士服を嗜む』(朝日新聞出版、2016年)
『紳士靴を嗜む』(朝日新聞出版、2010年)
『ビジネスマン「身だしなみ」向上委員会』(講談社、2018年)
『スーツの百科事典』(万来舎、2010年)

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