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知っているようで知らなかったかも......を深掘り隊!『ペットボトル&リサイクル』編

2017.10.24

*** 記事の内容は作成時のものであり、最新情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。***
※記事の内容は作成時のものであり、最新情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

知っているようで知らなかったかも......を深掘り隊!『ペットボトル&リサイクル』編

世の中に溢れるモノ・モノ・モノ......。日頃よく手にしているモノ、普段なにげなく手にしているモノ、「それらがいつからこの世の中に存在しているのか?」なんて、あまり考えたことはないかもしれません。そこで今回は、わたしたちの生活にとっても身近な「ペットボトル」と「リサイクル」について、ちょっと考えてみませんか?「エッ?! 知らなかった!」とハッとするかもしれない小ネタもご紹介していきますよ!

いまでは日々目にしないことのないペットボトル。その誕生や歴史は?

知っているようで知らなかったかも......を深掘り隊!『ペットボトル&リサイクル』編

ミネラルウォーターやお茶、果汁やコーヒー系など、ドリンクといえばペットボトル。もちろん缶やビン・紙パックなど、さまざまな容器が存在しますが、種類や数でも圧倒的に多いのがペットボトルのドリンクたち。自販機で買えるハンディサイズのものから、1リットル以上の大容量まで……と、その姿は至るところで目にしないことはないと言っても過言ではありません。

さて、そんなペットボトル、いつからこの世に存在しているものなのか、知っていましたか? その誕生は、いまからさかのぼること約50年前。比較的最近なのですね。1967年頃にアメリカの企業がペットボトルの基礎技術を確立、同国内では1974年からまずは炭酸ドリンク用として使われはじめたのだそう(※1)。

それが日本国内でも使われるようになったのは、1977年頃(※2)。それでは、日本でまず最初にペットボトルが採用されたのは、いったい何だったのでしょう? アメリカ同様に「炭酸ドリンク」だったのか、それとも日本ならではの「しょうゆ」? それともドリンクのなかでも消費量が多そうな「ミネラルウォーター」?

知っているようで知らなかったかも......を深掘り隊!『ペットボトル&リサイクル』編

答えは②の「しょうゆ」。「日本を象徴する調味料だから」が採用の理由かどうかはわかりませんが、なんとも日本らしいですよね。そして、その約5年後の1982年の2月に日本国内の食品衛生法が改正されたことを受けて、ようやく清涼飲料用にペットボトルが使われるようになったのだとか(※3)。自販機などで日々目にするドリンクのペットボトルの歴史は、ここからはじまったのですね。


※1,※2,※3 PETボトルリサイクル推進協議会「PETボトルとリサイクルの歴史」より

飲み終わったあとのペットボトルは「ごみ」ではなく「大切な資源」!

中身が見えるという安心感や、ビンや缶に比べて軽量な点など、わたしたち消費者にとってのメリットも多いことが後押ししてか、ペットボトルの生産・流通は年々増えていきました。

となると、出てくるのが「飲み終わったあとのたくさんのペットボトルたちはどう処理するの?」という素朴な疑問。ただただ「ごみ」として捨てる、では、ごみの量がどんどん増えていくばかりです。

知っているようで知らなかったかも......を深掘り隊!『ペットボトル&リサイクル』編

そこで登場したのが「リサイクル」という考え方。「ごみとして捨てる」のではなく「資源として活かす」というわけです。いまではペットボトルだけではなく、さまざまなものを対象として「リサイクル法」が定められていることは、みなさんもよくご存じかと思います。

たとえば、軽量ペットボトル500mlを採用した炭酸ドリンクを100本分リサイクルすると、ごみとして焼却・埋め立てなどを行う場合に比べると、エネルギー使用量は原油換算0.57リットル・二酸化炭素2.04kgを削減することができるそう(※4)。リサイクルによって、わたしたちが暮らす環境に対する負荷を減らせるというわけですね。

※4 環境省「3R行動見える化ツール」による

知ってるようで知らなかった?! 身近にあふれる“ペットボトルの生まれ変わり”

知っているようで知らなかったかも......を深掘り隊!『ペットボトル&リサイクル』編

「ペットボトルがいろんなものにリサイクルされている」ことは、多くのみなさんがご存じでしょう。では「いったい何にリサイクルされているのか」を、あらためて見ていきましょう。

そのまえに「ペットボトルって、いったい何でできているのか」をおさらいです。ペットボトルは、プラスチックの一種である「ポリエチレンテレフタレート」というポリエステルからできています(※5)。この「ポリエチレンテレフタレート」を英語で書くと「Poly Ethylene Terephthalate」。この頭文字をとると「PET」……そう、「ペット」ボトルという名の由来はここにあったのですね。

知っているようで知らなかったかも......を深掘り隊!『ペットボトル&リサイクル』編

さて、前述のとおり、この「ポリエチレンテレフタレート」は「ポリエステル」。「それって洋服とかの繊維の種類でしょ?」と思ったアナタ、そう、その通り! 衣服や帽子、手袋など、ペットボトルからリサイクルされた繊維製品たちを、目にしたり実際に身につけたりしたことのある方もおられるかもしれませんね。そのほか、文房具や、スーパーマーケットの買い物かごなど、わたしたちのまわりには “元ペットボトル”というさまざまなプラスチック製品が存在するのです。

いま手にしているペットボトルは、いつかのペットボトルかも?!「ボトルtoボトル」とは

知っているようで知らなかったかも......を深掘り隊!『ペットボトル&リサイクル』編

このように“ペットボトル以外の製品”に生まれかわる場合もあれば、実は「またまたペットボトルに生まれかわる」というペットボトルもあるのです。これを「ボトルtoボトル」といいます。

たとえば「ビン」をリサイクルする場合は、空になったビンそのものを洗浄して再利用する方法が採用されますが、ペットボトルの場合はそうではありません。

さまざまなペットボトルドリンクが売られているエキナカで発生したゴミの一部は、「メカニカルリサイクル」という手法を用いて「ボトルtoボトル」を実現しているそう。「メカニカルリサイクル」とは、回収した使用済みのペットボトルをまず選別し、粉砕・洗浄などを行い、異物を十分に取り除いた後に高温下で処理する方法(※6)。このように、ペットボトルは、いったん原材料のレベルに戻してから、新しいペットボトルへと生まれ変わっていくのです。


※6 ジャパンテック株式会社「エキナカ初!今度は駅からのリサイクルリングが仲間入りです♪」

さりげないけど納得?! リサイクルしやすさを考えた、エキナカ自販機の工夫

知っているようで知らなかったかも......を深掘り隊!『ペットボトル&リサイクル』編

多くの自販機があるからこそ、飲みたいときにすぐ買える便利さがあり、たくさんの種類があるからこそ、選ぶ楽しみもあるエキナカの自販機。しかしその一方で、数が多ければ、空き容器のごみで溢れかえってしまう懸念も。リサイクルという観点のみならず、多くの人が利用する駅やホームが、そんな事態になってしまったら大変です。

だからこそ、さまざまな工夫がなされているのがアキュアの自販機に併設されたトラッシュボックスたち。よく見てみると“リサイクルをよりしやすくするためのさまざまな工夫”がなされていることに気がつきます。

知っているようで知らなかったかも......を深掘り隊!『ペットボトル&リサイクル』編

まずは「トラッシュボックスのシースルー化」。トラッシュボックスの下部は窓状となっていて、捨てられた容器が見えるようになっています。中身が見えることでペットボトルやカン・ビンなど、“捨ててよいものとそうでないもの”がわかりやすく、それ以外の容器やごみの混入を防ぎやすいのだとか。

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そして「わかりやすい投入口」。これなら“どこに何を捨てたらよいか”、迷うことはありません。また、このように、2〜3種類の飲料容器(ペットボトル、カン、ビン)を「1つの箱」で分別回収できるのに、自販機の脇にスッと収まる省スペース化が図られているのも、アキュアの自販機用トラッシュボックスの特長。限られたスペースでもあり、人の往来が多いエキナカだからこそ、考え抜かれたカタチなのですね。

「ペットボトルのリサイクル」に必要なことは、なにはともあれ「分別回収」。「実践しなきゃ」と思いつつ、「面倒だとついつい……」なんていう方も、自然にできるようになれば、いつしか習慣化して、サッとできるようになるはず。エキナカにあるアキュアの自販機用のトラッシュボックスも、もしかしたら、こんな人の心理や行動を見抜きながら進化しているのかも?! 

次回、アキュアの自販機でドリンクを購入する際は、ぜひこんな視点でトラッシュボックスをチェックしてみてくださいね。「こんなところにも工夫が!」って、ちょっぴり楽しい発見があるかもしれませんよ!

◆問い合わせ先
広告主名:株式会社JR東日本ウォータービジネス
広告主連絡先:東京都渋谷区恵比寿南1-5-5 JR恵比寿ビル9階 
電話番号:03-6853-6001
媒体名:アキュアラウンジ

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