朝の茶事

朝の茶事
acure made

なぜ二つの味わい?

毎日飲みたいエキナカの緑茶、大リニューアル!!

商品開発担当者

商品開発担当者 プロフィール

性別:
男性
年代:
30代前半
最近はまっているドリンク:
出汁スープ系飲料

1駅ナカの新定説!中味は同じなのに飲まれ方が違う!?

駅ナカ緑茶の定番、朝の茶事。朝の需要の多い駅ナカの特性を捉え、朝すっきり、眠気覚ましに飲めるお茶として、緑茶の専門家である伊藤園との共同開発商品で2007年に誕生しました。そんな朝の茶事ですが、近年駅ナカでの飲まれ方に変化が…

緑茶・レギュラー
緑茶・トクホ

緑茶市場
麦茶・ブレンド茶・
ジャスミン茶などの
ノンカフェイン、低カフェイン飲料や
トクホへの流出が激しく、
市場としては減少傾向に。

2トレンドの変化

時間帯別商品別売上構成比
時間帯別商品別売上構成比

朝は500ml午後は280ml
よく購入されている。

時間帯別男女比率(無糖茶カテゴリー)
時間帯別男女比率(無糖茶カテゴリー)

朝は男性に購入されており、
午後は女性の購入が増える。

自販機全体に対しての男性と女性の比率
自販機全体に対しての男性と女性の比率

女性に比較的よく購入されている。

このように500mlは朝、男性に。280mlは朝だけでなく午後、女性に比較的多く飲まれています。

500mlリピート分析

500mlリピート分析

それぞれの容量についてリピート分析をしてみると、500mlを継続して飲んで頂いているお客さまが『朝の茶事500ml』以外の商品を購入する際に、比較的各カテゴリーの最安値商品を購入している事が多い事に気付きました。

280mlリピート分析

280mlリピート分析

同様に280mlのリピート分析をしてみるとこちらは最安値商品ばかりでなく、『朝の茶事500ml』の購入が多く見られました。

ここでひとつの仮説が浮かび上がります。

  • ◎朝の茶事500mlを購入する人は時と場合により飲みたい商品は変わるものの、商品購入の基準が価格によるものが大きい。
  • ◎280mlを購入する人は他カテゴリーの商品を購入することが少なく、
    朝の茶事の味わい自体を好んで飲まれており、
    500mlと280mlを時間帯で使い分けている
飲用シーンが異なり、利用目的も違うのであればそれぞれのシーンに合う味わいにすることでよりお客さまに選んでいただけるのでは?と考え、今回のリニューアルでは容量別に味わいを分けるというコンセプトとしました。

3ホットでもコールドでも常温でもおいしい味わいに(小容量リニューアル)

※acure メンバーズ座談会の様子

一年中ホットが飲みたい!
    お客さまの声をヒントに商品リニューアル

エキナカや列車内の冷房の影響で「夏場でもホット商品が飲みたい」という声を受け、ホットでもコールドでも販売が可能な温冷共用商品でリニューアルしました

Q.「あたたかい飲料」を購入後どのように飲みますか?
※サンプル百貨店ちょっぷる事前アンケート(N=579)

ホット飲料はあたたかいうちに飲まれていない!?

冬のエキナカではホット飲料はカイロ代わりに暖をとる用途でも購入されており、実際に飲用するのは購入後少し時間が経過してからというお客さまが約50%もいることがわかりました

「毎日飲みたい飲用シーンに合う緑茶」の朝の茶事だからこそ、お客さまの実際の飲用するシーンにとことんこだわり、抹茶・玉露入りの緑茶に生まれ変わりました!

朝の茶事