みなさん、日々忙しく働くなかで、「これがないと困る！」なアイテムってありますよね？

スマホ？スケジュール帳？文房具？

一見、誰でも持っていて、何の変哲もなさそうに見えるアイテムも、その使いこなし術や思い入れは人それぞれ。

今回登場するのは、アキュアの3人の社員たち。
彼らにとって、仕事、そして人生に欠かせない3つのアイテム＝＜三種の神器＞をご紹介します。

あなたの仕事や勉強・ライフハックに役立つヒント、意外な発見が見つかるはず。
さっそく見せてもらいましょう！

トップバッターは、Ｓさん（２０代男性）。
入社４年目、アキュアの自販機の設置や管理を担当するオフィス統括部で活躍中です。

そんなＳさんの＜三種の神器＞は、ノートとボールペン、そしてスマホ。

どれもビジネスマンなら誰でも使っていそうなものばかり、と思いきや……、

「1冊はスケジュール帳、1冊は仕事上の重要なことを書き記すノート。もう1冊は人生で大事と思ったことを書き留めておくノートです」

そう、Ｓさんはなんと３冊のノートを“同時に”使いこなしていました！

どのノートもかなりの情報量、しかも整然と書き連ねられているのが驚き。
混乱しない秘訣は、2つ目のアイテム＝ボールペンにもあるようです。

「たくさんの種類を試しましたが、いまはこれ一本。4色のインクを使い分けられるんです」

ちなみに、現在愛用中のノートとボールペンの替え芯は「しばらく困らないくらいストックしてあります」という徹底ぶり！

3つ目の必携アイテム＝スマホは主に、社内の予定共有・確認用。

ですが、スケジュールも「スマホでチェック、スケジュール表にも書き入れる」と「書く」ことには、とことんこだわりが。

「書くことは、仕事に限ったことだけではありません。仕事に関係がなさそうに見えることが、業務に活かせることもありますから」

以前に読んだ記事で出会った「“Something New”な付加価値をもたらす仕事ができるようになれ」という一言が、そうした意識を持つようになったきっかけだそう。

「もちろん、その言葉もすぐに書き留めました。だからこそ、こうして自身にしっかり刻まれています」

プライベートなノートの中には、「飲み会にて」というページも。
リラックスタイムにも、こんなにきっちりメモを？

「友人との飲み会の途中で議論になって、つい……」と笑うＳさん。

「自分の知らないことを知ることができた時の喜びがとにかく楽しいんです」

すでに、数年分・何十冊ものノートがアーカイブされているというＳさんの部屋。
ノートの数はこれからもますます増えていきそうです。

続いての登場は、Mさん（30代女性）。

Ｓさんと同じオフィス統括部に所属、東京エリアを担当しつつ、前職での海外勤務のキャリアと語学力を活かしてアキュアの海外展開に向けた業務もリードしています。

そんなMさんの＜三種の神器＞は、ワイヤレスイヤフォン、英文メールの例文集、そしてバックパックの３つ。

ワイヤレスイヤフォンは、もともとプライベート用に購入したもの。

「音楽を聴きながら家事もできるし、と、最初はあまり深く考えずに“ながら”使いしていました。が、ある時ふと気がついたんですよね。

『あ、両手が使えるって、なんて便利なの！』って」

前職では、海外とのやりとりなど、WEB会議に参加することが多かったMさん。

会議に参加しながら、メモを取ったり、リサーチしたり。両手が使えることでストレスフリー、かつ充実した時間の使い方ができるようになったそう。

ちなみに、ワイヤレスに切り替えたきっかけは、

「有線のイヤホンって、線を辿ればスマホがどこにあるかわかりますよね？スリも多いと言われる海外では、これは致命的なのでは？と気がついたんです。

いまは逆に落としてなくさないよう、気をつけています」

2つ目のアイテム「英文メールの例文集」は、海外とのやりとりが多いMさんならでは。

「日本とは異なるビジネス習慣なども鑑み、失礼にならないよう心がけています」

ネットでも調べられそうですが……？

「ネットは逆に情報がありすぎて正解が見えない時も。だから、本屋で自分にあったものを徹底的に選び抜きました。

実は、これは2冊目。1冊目は、付箋だらけでボロボロになるまで使いこなしました」

3つ目は、このバックパック。

年に数度ある国内外への出張など、移動時の機動力を重視したいといった理由から、かなり探し歩いた末に出会った一品。

パソコンが入れられて、かつコンパクトで身軽、シックで上品なデザインも気に入っているそう。

「あ！いま気がつきましたけど、これもワイヤレスイヤフォンと同じように、両手を空けられるってメリットがありますね」と笑うMさん

そう、両手がフルに使えることが、Mさんの機動力を底上げしている、というわけです。

ハンズフリー、だからこそのフットワークの良さ。
これらのメリットを活かして、アキュアの自販機の世界を広げていってくれそうですね。

3人目は、Ａさん（20代男性）。

アメリカ生まれ、ホンジュラス〜カナダを経て来日、以前は通訳・翻訳の仕事をしていたという、アキュア初の海外出身メンバーです。

Ａさんの＜三種の神器＞は、ハンカチと大・小2冊のノート。
うーん、やっぱり見た目は普通、というか失礼ながらかなり地味……。

「え？地味？でも、こう見えて、それぞれに思い入れや特別な理由があるんです」と、流暢すぎる日本語で答えてくれるＡさん。

「まず、ハンカチは、私にとって社会人の証（あかし）なんです」

日本に来て社会人となったＡさん。

まず日本に来て衝撃を受けたのは、トイレ。
オフィスでもどこでも、トイレはとてもきれいなのに、ペーパータオルやハンドドライヤーがないことが多い、と驚いたそう。

「そのためハンカチは必需品に。身だしなみとしても大事なアイテムですし、私の社会人人生はハンカチとともにあります。
それに、考えたらハンカチを使うほうが環境にも優しいですよね。

ちなみに、お気に入りは、こうしたタオル素材のもの。
その理由が、2つ目のアイテムであるこのノートに関係してくるんです。
ちょっと書いてみてください」

と言われて書いてみると、書き味が普通のノートと違います。

「実はこれ、ホワイトボードのように何度も書いて消せるノートなんです」

専用のペンを使うと、摩擦や熱、そして水で消すことができるのだそう。

「タオルハンカチは、ノートを消すのにピッタリ。ちょっと水で濡らしてサッと拭いたら……、ほら、消えました。エコでしょ？」

さらに、データとして取り込んでクラウド上に保存も可能。
再利用を目的として作られたこのノート、Ａさんは、すでに２年以上愛用しています。

そして、3つ目のアイテムは、小さなメモ帳。
ハイテクなノートに比べて、これはとてもシンプルでなんの変哲もないように見えますが……？

「スーツの胸ポケットにスッと収まるこのサイズは、前職の通訳時代から愛用。最近は、電車の中や外出時に重宝しています。

あ、このメモ帳にも、ちょっとなにか書いてみてください」

と差し出され、試し書きしてみると……

ああ〜！

やっぱり、これも“消せる”ノートでした！

ハンカチ、そして、エコなノートと、Aさんの＜三種の神器＞に共通するのは、“環境への意識” 。

「ホンジュラスに暮らしていた頃は、街も決して綺麗でなく、水道水を飲むこともできませんでした。水は月に数度、配給される分を家族みんなで大切に使っていましたね。カナダに移住して、水道の水に感動したことを今も覚えています。

だから、無駄遣いはしたくない。水はもちろん、なんでもそうです。環境への意識は自分にはとても重要なんです」

アキュアの中の人の＜三種の神器＞、三者三様のストーリー。

あなた自身、そして、あなたの周りにも＜三種の神器＞が何なのか、ぜひ訊ねてみてください。

「うん、わかる！」とか「マネしてみようかな？」なんてヒントが見つかったり、個性や大切にしていることが見えてきて、意外な発見や面白さがあるはずですよ。