「エシカル」「SDGs」「フードロス」など、最近よくニューストピックにあがるキーワード。その意味、「なんとなくわかるような、わからないような......」という人も少なくないのでは?
でも、こうしたキーワードが「私たちの生活を豊かに楽しくするカギになる」としたら、もっと知りたくなってきませんか?
毎日の生活に取り入れやすい&もしかしたらすでにやっているかも?!身近な<エコ>について探ってみましょう!
最近のエコ事情が一気にわかる?!<3つのキーワード>
「エコ活動」なんていうと、特別なことのようだけど、毎日の暮らしの中で簡単にできることって、たくさんあるんです!
ゴミを分別したり、エコバッグを使ったり、再生紙を買うことだって、立派なエコ活動!「もうすでにやってるよ!」なんて人も多いかもしれませんね。
日々の生活で、モノを大切にしたり、ムダをなくしたり 。たったそれだけのことで、未来が少しずつ変わる可能性を秘めているんです!
今回は、知っておきたいキーワードとして、「エシカル」「SDGs」「フードロス」の3つについて、一緒に考えてみましょう!
そのお買い物は「エシカル」?価格・品質だけじゃない!お買い物の新基準
「エシカル」とは、直訳すると「倫理的な」という意味です。
ちょっとお堅い言葉ですが、つまりは「法律があるわけではないけど、良識的に考えるとこうしたほうがいいよね?」と、多くの人が考える“社会的な模範”のことです。
例えば、AとBという同じ商品があります。Aは環境に配慮した安全な製法でつくられ、Bは環境汚染につながる方法でつくられています。エシカルな視点に立つと、Aを選びます。
Aを選ぶことで、生産地の環境やそこで暮らす人々の健康を守ることにつながるからです。
これからご紹介する「SDGs」「フードロス」も、こんなエシカルな発想が根本にあります。
誰でも明日から始められる!SDGsの「つくる責任つかう責任」とは?
「SDGs」とは、環境保護や貧富の差の解消など未来のために、世界が取り組むべき目標のこと。2015年、国連が17の目標を設定し、2030年までに達成することを目指しています(※1)。
多くの国や企業が自分たちの目標を選び、世界に向けてコミットしていますが、もちろん、私たち個人が取り組むことだって可能!
例えば、目標12にある「つくる責任つかう責任」。これは「製造者は、環境保護や資源の活用を考えて商品をつくり、消費者はそうした商品を選び、大切につかいましょう」という目標です。
SDGsの目標12は、まさにエシカルな生産・消費を宣言したもの。エシカルな消費者になるために、私たちができることは、例えばこんな感じ!
・有害廃棄物の少ないモノを買う
・製造法や原材料にも着目してモノを選ぶ
・食材は買いすぎず、使い切る
・不要になったモノはリサイクルに回す など
一見すると難しそう? いいえ、上手に実践すればエコだけでなく、ムダ遣いを減らして、すっきりシンプルに暮らす、よりよい暮らしの一歩にもなるのです。
その食材、捨てないで!フードロス解消につながるおいしいレシピとは?
「つくる責任つかう責任」の一環として、今、世界で問題視されているのが「フードロス」です。「フードロス」とは食品廃棄。食べられずに捨てられる食材や食品のことです。
その総量は、世界で年間約13億トンにのぼります(※2)。日本では年間612万トンも、“まだ食べられる食材”が捨てられています(※3)。 あまりに多すぎてイメージが湧きにくいかもしれませんが、全日本国民が毎日お茶碗1杯分のご飯を捨てている計算に!
※2 国連食糧農業機関(FAO)「世界の食料ロスと食料廃棄」(2011年)
※3 環境庁「我が国の食品廃棄物等及び食品ロスの発生量の推計値」(平成29年度)
フードロスをなくすために、私たちにできる第一歩は、食材を「食べきる・使い切る」こと。例えば、食材を使い切る知恵として「ベジブロス」という料理があります。
レシピは簡単。これまで捨てていた野菜の皮やヘタをまとめてコトコト煮込むだけ。くたくたになるまで煮込んだら、栄養や旨味を抽出したベジブロスの完成です!
まろやかな味わいで、少量の塩で味付けして野菜スープとしていただくのもアリ。あるいは、出汁(だし)として、お料理の下味つけにも活用できる万能ヘルシースープです。
残った皮やヘタはカサが減るため、ゴミも減らせるというメリットも!
冷凍してストックしておけば、様々なお料理のベースにも活用できそう。時短でササッととおいしい料理が作れたら、その分おうちでのごはんの時間をゆっくり味わえますね。
始まりは「おいしいりんごを守りたい!」!<アキュアメイド>の『青森りんご』シリーズ
実は<アキュア>も<フードロス・ゼロ>に取り組んでいるって、知っていましたか?
まだおいしく飲めるのに、賞味期限が少し近づいてきている商品などを少し安く買えるように提供しているんです。これによって、丹精込めてつくってくれた生産者の方の役に立ち、資源の保全にもつながりますよね!
アキュアの<フードロス・ゼロ>の対象商品は、<アキュア公式オンラインストア> で不定期に扱っています。ぜひチェックしてみてくださいね。
また、そもそもアキュアの『青森りんごシリーズ』 って、そんな<フードロス・ゼロ>につながる想いから生まれたものなんですよ。
『青森りんごシリーズ』は、2010年に、青森のひょう害りんごを使用した飲料をエキナカで販売したのがはじまり。「ひょう害りんご」とは、ひょうの被害で表面にキズなどがついたものの、味や品質に問題がないりんごのことです。
この『青森りんごシリーズ』を手掛けたことにより、青森県から「平成26年度青森りんご勲章」も授与されたアキュア。
いまでは、おなじみ・多くの根強いファンがいる人気シリーズに成長した『青森りんごシリーズ』は、地元の生産者の方にも、とても喜んでもらっているのだそうですよ。
>青森のりんご愛とファンに支えられ、10年目『青森りんごシリーズ』の舞台裏
>「め!」これが青森の自慢のおいしさ!みんなで育てたりんごジュースを届けたい!
飲む人がおいしく味わえて、生産者や地球環境にも貢献できる。みんなが笑顔で幸せになる。これって、とっても素敵なことだと思いませんか?
みんなが幸せで笑顔になる、そんなエコ活動を広げよう!
ちょうど今、日本でもエコへの取り組みが大きく変わろうとしていますよね。
2020年7月からレジ袋が有料化され、「エコバックを使おう!」「包装をなるべく減らそう!」とみんなの意識と行動が少しずつ変わりつつあります。
何か特別な行動を起こさずとも、毎日の行動や習慣をちょっとだけ変えるだけで、「エシカル」「SDGs」「フードロス」に貢献できる!しかも、それが自分やまわりの人がちょっぴり幸せになることにつながれば、エコの輪はもっともっと広がっていくはず。
今日からちょっぴり「エコ」、ぜひ気にかけてみてくださいね!
COLUMN
おいしく飲んで、エコ活動にも貢献?!<アキュアメイド>は各地のおいしさ選りすぐり!
アキュアのオリジナル飲料<アキュアメイド>は、つくるものすべての素材にこだわりをもっています。例えば『青森りんごシリーズ』は、原材料は「りんご」だけ。酸化防止剤などを使わず、りんごそのままの自然のおいしさが楽しめます。
りんごは青森や信州、柑橘類は愛媛、天然水は谷川連峰……と、各地の生産農家や地域の方々と協力して素材の味わいを生かしたドリンクづくりに力を入れています。
今度手に取った時には、「この味、どこからやってきたのかな?」なんて、素材のふるさとに思いを馳せてみてくださいね!