芸術の秋がやってきました!音楽、文学、美術などに親しむ「文化の日(11月3日)」ももうすぐです。
この秋のオフタイムは、ずっと読みたかった本を読んだり、映画作品を観るなど、カルチャーにどっぷり浸る"おうち文化活動"を充実させてみては?
そんなひとときの相棒には、ぜひ一杯の香り高き<コーヒー>を!
かぐわしいコーヒーの香りは、知的活動を活性化させる効果もあると言われているんですよ。さらに、世界の伝統的コーヒーレシピにチャレンジして、旅気分を味わうもよし!
この秋、<コーヒー>の新しい扉を開いてみませんか?
日本は世界第4位のコーヒー消費国!「珈琲」の名前の由来は?
世界中で愛されるコーヒーですが、実は石油に次ぐ国際的貿易商品ってご存じですか?
しかも、日本はEU、アメリカ、ブラジルに次いでコーヒー消費量第4位(※1)!“コーヒー愛飲大国”といっても過言ではありませんね。
日本初の喫茶店の登場は、1888年(明治21年)。上野に開店した「可否茶館」が始まりでした。当初、コーヒーは「カヒー」と呼ばれていたようです。
わたしたちがよく知る「珈琲」の文字は、コーヒーの赤い実がかんざしに似ていたことから。
「珈」は髪に挿すかんざし、「琲」はかんざしの玉をつなぐヒモのことなのです。
すこしずつ肌寒くなる秋以降はコーヒーの需要がとくに高まるとも言われています。ほっと温まるコーヒーが恋しくなるこの秋、その魅力を追求してみましょう!
コーヒーの苦味を楽しめるのは、人生経験ある大人の特権だった⁉︎
コーヒーの味わいといえば、その苦味と香りが最大の特徴です。
でも、初めてコーヒーを飲んだとき「苦い!」と感じた人は多いのではないでしょうか。
本来、「苦味」や「酸味」は、毒や腐敗をあらわす味として認識されます。でも、安全、楽しい、健康的などというイメージとともに食経験を重ねることで、「酸味」や「苦味」をおいしいと感じるようになっていくのだそう!
また、ストレスを感じているときは、苦味を「おいしい」と感じやすくなります。これはストレスによって唾液中に増えたリン脂質が、苦味をマイルドにしてくれるのだとか。たしかに疲れたときは、濃いめに淹れたコーヒーが恋しくなるかも……?!
コーヒー、ビール、ビターチョコ、ゴーヤ……「苦味」を楽しめるのは、人生の甘さもほろ苦さも味わってきた、大人の特権なのですね。
香りについては、ある大学の実験によると「コーヒーの香りは脳のアルファ波を引き出す」ことがわかっています(※2)。アルファ波は、心と体がゆったりリラックスしているときに現れる脳の波長のこと。
さらに勉強や読書などの際も、コーヒーの香りに包まれていると、脳がよく働き、成績がアップしたとの実験結果も出ています(※3)。
秋が深まった今、読書、音楽や映画鑑賞のおともに、まさにコーヒーはぴったり!と言えそう。では、コーヒーの愉しみをさらに広げてくれる、世界の伝統的なレシピをご紹介しましょう!
※2,3 参考文献『珈琲一杯の薬理学』岡希太郎著(医薬経済社)
まろやかな味わいの引き立て役<塩コーヒー>from エチオピア
【材料】
コーヒー 1杯分、塩 ひとつまみ
コーヒー発祥の地とされるアフリカの大地エチオピアでは、コーヒーに塩をひとつまみ入れて飲みます。
コーヒーに塩とは意外ですが、実際に飲んでみると塩味はほとんど感じず、酸味と苦味がおだやかになって、まろやかな味わいに変わります!
スイカやスイーツなども、「ひとつまみの塩」がおいしさを引き立てることが知られていますが、この“塩マジック”、コーヒーにも有効なのですね。
こっくり濃厚なコクにハマる!<チーズコーヒー>from フィンランド
【材料】
コーヒー 1杯分、チェダーチーズ 少々
コーヒー消費量の多い北欧の国フィンランドでは、角切りチーズをコーヒーに入れて飲む「カフェオスト」が愛飲されています。北欧の少数民族サーミ人に伝わるレシピと言われています。
熱々のコーヒーに角切りチーズを沈めると、チーズの乳脂肪分がじわじわと溶け出して、こっくり濃厚なコクの味わいに。
コーヒーでとろけたチーズも美味で、小腹も満たされる満足度の高い一杯です。
プチ贅沢なクリーミィーな口当たり<エッグコーヒー>from ベトナム
【材料】
コーヒー 1杯分、卵黄 1個分、コンデンスミルク 大さじ1
卵の黄身とコンデンスミルクをクリーム状になるまでよく泡立てて、コーヒーの上に乗せます。その味わいは、カスタードクリームのように濃厚!カフェオレ好きにはたまらない一杯です。
ポイントは、黄色がクリーム色に変わるまで、よ〜く泡立てること!
泡立てることで空気が入って、コーヒーの上にクリームが浮かびます。このクリーミーな層が、甘くまろやかで絶品なのです。
もともとはベトナムで牛乳が手に入りにくかった時代、泡立てた卵を使ったのが始まりだとか。おもてなしにもピッタリなプチ贅沢な一杯です。
さわやかな後味でリフレッシュ!<レモンコーヒー>from イタリア
【材料】
コーヒー 1杯分、レモン スライス1〜2枚
イタリアでは、レモンスライスやレモン果汁をエスプレッソなど濃いめコーヒーに加えて飲むことがあります。その名も「エスプレッソ・ロマーノ」、 “古代ローマのエスプレッソ”という意味です。
エスプレッソにレモンが加わることで、さわやかな香りと、苦味と酸味がキリッと引き立ちます。
後味がスッキリしているので、こってりしたお料理のお口直しにもよく合います。
冬でもアイスコーヒー派にもおすすめ!アイスにするとスッキリ感がより際立ちます。
コーヒーのおいしい淹れ方は「水選び」から始まっている!
コーヒーの味わいを求めて、世界各地の伝統レシピをめぐりましたが、そもそも、おいしいコーヒーには、相性のいい良質の水が欠かせません。
たとえば、豆のもつ味わいをしっかり抽出したいなら、軟水がおすすめ。クセのないクリアな軟水は、硬水に比べて、カフェインや良質のタンニンが出やすく、コーヒー本来の旨味成分がよく溶け込むのです。
コーヒーと水の相性をとことん追求すべく、コーヒー通に愛される自家焙煎珈琲専門店「サザコーヒー」と<アキュア>が一緒につくったのが『From AQUA スペシャルブレンド』。
谷川連峰の天然水である<アキュアメイド>の『From AQUA』の水質に合うコーヒー豆を厳選したドリップバッグです(※4)。
この秋は、シンプルなコーヒーを淹れてじっくり味わうもよし、アレンジレシピで味のバリエーション楽しむもよし。おうちで“マイベスト・オブ・コーヒー”を探し求める旅を楽しみながら、究極の一杯と出会ってみませんか?
COLUMN
お茶やコーヒーにも最適!何にでも合うのが魅力の天然水『From AQUA』
ゴクゴク飲んでおいしい<アキュアメイド>の『From AQUA(フロムアクア)』ですが、実はコーヒーやお茶との相性も抜群!
『フロムアクア』のふるさとは、群馬県と新潟県にまたがる谷川連峰。山々に降る雪や雨が、大自然のおかげで、まろやかで飲みやすい天然水に。こうして生まれた『フロムアクア』の特長は、カルシウム、マグネシウムの含有量が低い軟水であること。それゆえにカフェインや良質のタンニンがよく抽出されて、お茶やコーヒーの本来のおいしさを引き出してくれるのです。
おうちで過ごす時間が長くなる季節、ドリンクやお料理に使う水にもこだわり、違いを楽しんでみてくださいね。