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読書の秋・芸術の秋! 小ネタ部的<駅&自販機のオモシロ本>6選!

2018.11. 6

*** 記事の内容は作成時のものであり、最新情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。***
※記事の内容は作成時のものであり、最新情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

読書の秋・芸術の秋! 小ネタ部的<駅&自販機のオモシロ本>6選!

みなさんは「○○の秋」といえば、何を思い浮かべますか?スポーツの秋?食欲の秋?......も、よいのですが、「読書の秋&芸術の秋」ということで、今回は"駅や自販機に関するユニークな本たち"をご紹介!ただ眺める・読むだけでも楽しいけれど、実際になにかをやってみたくなったり、出かけてみたくなったりするような、オモシロ視点で選んだ6選、さて、どんな作品が登場するのやら......?!

そういえば…どうして秋は読書の季節?

読書の秋・芸術の秋! 小ネタ部的<駅&自販機のオモシロ本>6選!

さぁ、さっそくご紹介を……と、その前に!「読書の秋」って、当たり前のように使っていますが、なぜ秋なんでしょう。夜が長いから読書の時間がたっぷりとれるから?でも、ゆっくり本を読むだけなら、休日の昼間でもいいですよね。

その由来は、今から1200年ほど前の中国、唐の時代に記された漢詩の一節にあるといわれています。学問の大切さを説いたもので、「秋の夜は涼しく、ようやく火をともして読書がしやすくなったことから、学問にはげみなさい」という意味が込められているのだとか。

読書の秋・芸術の秋! 小ネタ部的<駅&自販機のオモシロ本>6選!

この漢詩を夏目漱石が長編小説『三四郎』の中で引用したこともあって、日本に「秋は読書の季節」というイメージが広まった、という説も(上の写真は、同小説のモチーフともなっている「三四郎池」)。

なんとなく使ってきた秋のイメージにも、ちゃんとした理由があったのですね。

鉄ファンならずとも楽しめる!“鉄分”を豊かに満たしてくれるユニーク本たち

読書の秋・芸術の秋! 小ネタ部的<駅&自販機のオモシロ本>6選!

それでは、小ネタ部的<駅&自販機のオモシロ本>をご紹介していきますよ!と言いつつ、いきなりですがクイズです。駅のホームで「せせらぎ」「新たな季節」「See you again」といえば?ここで分かった方は“鉄分”多めの方ですね。これらは、“毎日、十万人が聞いている音楽”のタイトルなのですが……。

そう、正解は、「鉄道の発車メロディ」です!

読書や本といったい何の関係があるのか……と思った方、実は「発車メロディ」を自宅で楽しめる本があるんです!それが101曲もの発車メロディの楽譜が収録された、『鉄のバイエル 鉄道発車メロディ楽譜集 JR東日本編(※1)』です。

読書の秋・芸術の秋! 小ネタ部的<駅&自販機のオモシロ本>6選!

奏でてみれば聞き覚えのある音に「そうそう、コレコレ~」と、テンションアップすること間違いなし!身近に楽器がない場合は、アプリを活用すればスマホでもできますね。

そして、駅や鉄道は人々の記憶に残る舞台でもあります。映画やドラマ、アニメなどの作品でも、実際の駅や鉄道が登場することも多いですよね。ということで、次にピックアップしたのは、『アニメと鉄道 完全保存版(※2)』という一冊。人気アニメの舞台になったスポットが実際のシーンとともに紹介されています。

読書の秋・芸術の秋! 小ネタ部的<駅&自販機のオモシロ本>6選!

例えば、JR上野駅。アニメ版『あしたのジョー』では、主人公の矢吹丈が地方巡業のボクシング興行へと旅立つのが、ここ上野駅でした。ほかにも多くのアニメ作品で、主人公が上野発の寝台列車で旅立つシーンも。

読書の秋・芸術の秋! 小ネタ部的<駅&自販機のオモシロ本>6選!

東京と東北を結ぶ新幹線が開通するまでは、東京における“北の玄関”的な存在だった上野駅。昭和の懐かしくも少し寂しげな風情を伴う舞台として、多くの作品に描かれてきたのです。

移りゆく駅舎や風景、増え続ける(?!)テツ語たち

読書の秋・芸術の秋! 小ネタ部的<駅&自販機のオモシロ本>6選!

さて、この写真、どこの駅だかわかりますか?答えはJR東京駅。周辺の再開発も進み、その風景は年々変わりつつあります。『1700の肖像 JR東日本全駅写真集(※3)』は、そんな「駅舎」と駅周辺の風景をフィーチャーした写真集です。

JR東日本管内の駅の数は、2018年4月現在で1,667駅(貨物駅5か所を含む)もあります(※4)。全部回るとしたら何年もかかりそうですが、この写真集なら一晩で全駅をめぐることができますね。

読書の秋・芸術の秋! 小ネタ部的<駅&自販機のオモシロ本>6選!

ページをめくっていくと、巨大な駅ビルから瓦屋根のお家のような駅舎、洋館のようなたたずまいの駅舎などバリエーションの多さに驚かされます。

この写真集の発売は2009年。よって、収録されている写真に写っている駅舎たちは約10年前の姿。そのため、中には建て替えられて今はもう見られない駅舎も。そして、その周りの風景も月日とともに変わっています。懐かしさを感じたり、現在との違いを発見したり、という視点で楽しむこともできます。

読書の秋・芸術の秋! 小ネタ部的<駅&自販機のオモシロ本>6選!

姿が変わるといえば、上の写真の「JR原宿駅」もそのひとつ。1924(大正13)年に完成したレトロな木造駅舎は2020年に向けて新しく生まれ変わろうとしています。その姿が変わってしまう前に、ぜひその目に焼き付けに訪れてみては?

読書の秋・芸術の秋! 小ネタ部的<駅&自販機のオモシロ本>6選!

そんな原宿駅を通るJR山手線の車両にも変遷があります。上の写真は約40年前のもの。車両全体がグリーンで、車両のデザインもいまとはだいぶ違いますよね。

山手線の歴史は、東京の中心を毎日ぐるぐると見守り続けること130年以上。そんな車両の変遷や鉄道にまつわる言葉の意味をたのしく読み解けるのが『テツ語辞典(※5)』です。

読書の秋・芸術の秋! 小ネタ部的<駅&自販機のオモシロ本>6選!

実はこの本、JR全線の路線図付きで「乗りつぶし記録」ができるというのもユニーク! 駅舎めぐりのお供にもぴったり!

読書の秋・芸術の秋! 小ネタ部的<駅&自販機のオモシロ本>6選!

ちなみに、JR東日本の路線は合計7336.9kmもあるそう。なんだかピンと来ないかもしれませんが、世界地図を広げて日本から約7000km離れると南半球のオーストラリアに到着するほどのスケール感だと聞くと、ロマンを感じます。 

奥深い“自販機”の世界。ファンなら、いっそ自分でも作っちゃう? 

読書の秋・芸術の秋! 小ネタ部的<駅&自販機のオモシロ本>6選!

さて、お次は「自販機」をフィーチャーしたオモシロ本を2冊。

上の写真のようなノスタルジックなフード自販機、この『アキュアラウンジ』でもたびたびご紹介してきましたね。やっぱり、この世界は本当に面白く、奥深さがハンパないのです。なかでもこうした“レトロ自販機”をフィーチャーした一冊をご紹介しましょう。タイトルはズバリ『昭和懐かし自販機巡礼(※6)』! 

読書の秋・芸術の秋! 小ネタ部的<駅&自販機のオモシロ本>6選!

巻頭では、いまや“絶滅寸前”ともいわれる(とはいえ“現役”の)レトロな自販機たちに出会える、関東の新たな“聖地”が紹介されています。それが、「中古タイヤ市場 相模原店」さん。

この自販機たちが生まれた昭和の時代を知らなくても、みんなが同じように懐かしさを感じて、つい試して&食べてみたくなる……撮影の対象としても、ある意味インスタ映えしそうなレトロでユニークな自販機が勢揃い!

読書の秋・芸術の秋! 小ネタ部的<駅&自販機のオモシロ本>6選!

電車で出かけるなら、最寄りはJR相模線の原当麻駅。とはいえ駅から1.6kmと、少々距離が……秋のお散歩がてら、ぜひ訪ねてみては?到着したら、ぜひレトロなフード自販機のなかから、お好みのグルメを選んで味わってみてください。

さて、レトロ自販機の“聖地”へ行ってみたい!とウズウズしてきたあなたは、きっと相当の自販機ファンですね。ならば、もういっそのこと、ぜひ自販機そのものを作ってみていただきたい! 

そこでご紹介するのは『改訂版 ダンボールで作る おもしろ自動販売機(※7)』。ダンボールとこの本があれば、あなたの部屋にも“マイ自販機が”!

読書の秋・芸術の秋! 小ネタ部的<駅&自販機のオモシロ本>6選!

昨今、お子さん向けの雑誌の付録が話題となったのをご存じですか?雑誌の付録なのに、いわゆる“ガチャ”がリアルに再現できる、と、人気を博したそう。ただ作って飾って……だけでなく、“実際に動かして遊ぶことができる”という、新たな体験・価値を提供した点が、多くの支持を集めたのでしょうね。

この『改訂版 ダンボールで作る おもしろ自動販売機』も、そんな「作る・遊ぶ・体験する」を実現してくれる1冊です。

実際作るためには、カッターやカッターマット、ステンレス定規なども必要な本格工作で、所要時間は60~90分程度。秋の夜長に、チャレンジしてみては? お子さんがいる方は一緒に作って楽しんでもよさそうです。

読書の秋・芸術の秋! 小ネタ部的<駅&自販機のオモシロ本>6選!

工作といえば、<エキナカ>でおなじみアキュアの自販機のキャラクター「アキュアくん」がペーパークラフトになっているのをご存じでしたか?以前の記事から型紙がダウンロードできますので、コチラもぜひチャレンジしてみてくださいね!

さあ、ご紹介した【小ネタ部】的“駅&自販機のオモシロ本”6選、「こんなのあったんだ!」や「おお、これは!」と思える一冊はありましたか?秋の夜長、温かなドリンクやおやつをお供に、読書&工作タイムを楽しんでみてくださいね。

※1 『鉄のバイエル 鉄道発車メロディ楽譜集 JR東日本編』(ダイヤモンド社、2008年)
https://www.diamond.co.jp/book/9784478004166.html
※2 『アニメと鉄道 完全保存版』 (天夢人「旅と鉄道」編集部、2018年)
http://www.tabitetsu.jp/
※3 『1700の肖像 JR東日本全駅写真集』(ジェイアール東日本建築設計事務所、2009年)
http://www.jred.co.jp/
※4 JR東日本会社概要2018-2019「鉄道事業 駅・営業」より
http://www.jreast.co.jp/youran/pdf/2018-2019/jre_youran_group_p33-39.pdf
※5 『テツ語辞典』(誠文堂新光社、2018年)
http://www.seibundo-shinkosha.net/products/detail.php?product_id=5681
※6 『昭和懐かし自販機巡礼』(辰巳出版、2018年)
http://www.tg-net.co.jp/item/4777821692.html
※7 『改訂版 ダンボールで作る おもしろ自動販売機』(ブティック社、2018年)
https://www.boutique-sha.co.jp/12097/

◆問い合わせ先
広告主名:株式会社JR東日本ウォータービジネス
広告主連絡先:東京都渋谷区恵比寿南1-5-5 JR恵比寿ビル9階 
電話番号:03-6853-6001
媒体名:アキュアラウンジ

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通勤や旅のお供に、気に入った本を一冊——。持って出かけるのを忘れてしまったり、新しい世界を知りたくなったりしたら、“エキナカ書店”<BOOK EXPRESS>に立ち寄ってみては?運命の一冊に出会えるかもしれませんよ。

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