【小ネタ部】元号ってそもそも何?いまこそ知っておきたい<ニッポンの元号&暦>トリビア

2019.2.28

【小ネタ部】元号ってそもそも何?いまこそ知っておきたい<ニッポンの元号&暦>トリビア

ついこの間、年が明けたと思っていたらもう3月!ご存じの通り、今年(2019年)は平成という元号(年号)が変わる、かなりレアな年。どんな称号になるのか、だいぶ前から関心度が高まっていますが、発表の日まであとわずかとなりました。

まだ朝は寒くてなかなか布団から出られない日があっても、暦の上ではもう春なんですよね。当たり前すぎて普段は気にも止めないかもしれませんが、カレンダーを見ると2月は他の月よりも日数が少なくて時々1日増える"うるう年"もあったりして、ちょっと特別。さらに、お次の3月もよ~く見ていくと興味深い発見がありました!

「この時期、年度末のドタバタで気にしていられないよ!」という方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな時こそあえて小休止。「へぇ〜!知らなかった......!!」というトリビアで気分をリフレッシュしてくださいね。

「平成」最後の……とよく言われるけど、<元号>ってそもそも何?

【小ネタ部】元号ってそもそも何?いまこそ知っておきたい<ニッポンの元号&暦>トリビア

突然ですが、「何年生まれ?」と聞かれて西暦で答えますか?それとも元号を使った和暦?きっと「シーンに合わせて使い分けてるよ」という方が多いのではないでしょうか。実は元号を使う文化は日本だけのもの。かつては中国などでも独自の年号が使われていましたが、いずれも廃止されています。

さて、今は「平成」ですが、その前は「昭和」でしたね。さらにその前は「大正」、「明治」ですが、その前は……?

答えは「慶応(けいおう)」、時は江戸時代です。さかのぼって数えると、これまでに247もの元号があるんですよ。公には645年に孝徳天皇が即位した年を「大化」と称したことからはじまったといわれています。645年といえば……そう、「大化の改新」です。歴史を振り返ると、その時代を象徴する出来事などには元号が付いていることが多いですよね。

【小ネタ部】元号ってそもそも何?いまこそ知っておきたい<ニッポンの元号&暦>トリビア

現在、元号については「元号法」という法律で細かく定められています。天皇在位中は元号を変えない「一世一元」ルールですが、こうなったのは明治からで、それ以前は吉兆(=めでたいこと)が現れたときや、天災や戦乱などを避けるためといった理由でも変えたそう。なので、中には数か月程度しか使われなかったものも。

それでは、逆にこれまで最も長く使われた元号は何だと思いますか?

正解は……64年まであった「昭和」なんです。つい最近の元号が一番長く使われていたなんて、けっこう意外ですよね。

そういえば2月って、なんで他の月より短いの?

【小ネタ部】元号ってそもそも何?いまこそ知っておきたい<ニッポンの元号&暦>トリビア

さて、日本ならではの元号や暦に興味がわいてきたところで……2月のカレンダーを見ていきましょう。お気づきでしょうが2月は28日までで、他の月よりも日数が少ないですが、それってなんで?

その答えを探っていくと、今、私たちが使っているカレンダーの“もと”、古代ローマ時代の暦までさかのぼります。そこでは1年の終わりは12月ではなく、2月だったことから、年の最後に日数調整が行われていたのです。

さらに2月には29日という“調整日”もあります。1年=365日ですが、実際に地球が太陽の周りをひと回りするには365日とちょっとかかり、少しずつズレが生じてしまう……それを調整するために29日まで伸ばした“閏(うるう)年”を設定してあるというワケなのです。“閏”には“さしはさむ”という意味も。うるう年は(例外もありますが)西暦年の数が4で割り切れる年で、次は2020年にやってきます!

ちなみに、うるう年は英語で“a leap year”と言い、“leap”は“飛び跳ねる”という意味です。1日増えるだけなのに、なぜ?と思いますよね。一説には、曜日と関係があるといわれています。平年(うるう年でない年)は次の年の同じ日は曜日が1つずれる……つまり、今年の元旦が火曜日だったら来年は水曜日になるのですが、うるう年がはさまると、1日増えるのでさらに曜日がずれて木曜日になるのです。このように平年と違って曜日が“飛び跳ねる”ことに由来しているといわれています。

これも日本ならでは!「如月」「小草生月」……読めますか?

【小ネタ部】元号ってそもそも何?いまこそ知っておきたい<ニッポンの元号&暦>トリビア

そんな2月ですが、カレンダーの横に“如月”と書かれているのを見たことありませんか?これは、“きさらぎ”と読みます。明治初期まで日本で使われていた“旧暦”の呼び名で、日本最古の歴史書『日本書紀』にも登場します。

由来は“きさらぎ=衣更着”とも書かれ、まだ寒さが残り、衣を更に重ね着するから「きぬさらにき月」というのが短くなったとか、“きさらぎ=生更ぎ”で、草木が生まれ変わる(更生)ことから来たなど諸説あるようです。ほかに2月は、小草生月(おぐさおいづき)とも。春を待っていた小さな草花が芽吹き始める頃です。こう聞くと、新たなスタートにもぴったりな時期なのかもしれませんね。

【小ネタ部】元号ってそもそも何?いまこそ知っておきたい<ニッポンの元号&暦>トリビア

そして2月には、わたしたちの生活にとても身近かつユニークな記念日があるんですよ。例えば、1日は1953(昭和28)年にNHKが日本初のテレビ放送を開始した日。16日は1883(明治16)年、日本で初めて天気図が作られた日なんだそうです。

3月生まれの“いまや当たり前のベンリたち”

【小ネタ部】元号ってそもそも何?いまこそ知っておきたい<ニッポンの元号&暦>トリビア

続いて3月の記念日もご紹介しましょう。

4日は1869(明治2)年に貨幣を円形とすることが決まったことから「円の日」とも呼ばれています。1914(大正3)年の3月8日は「日本初のエスカレーターの運転試験が行われた日」として知られています。場所は東京・上野の大正博覧会の会場でした。

また、1988(昭和63)年3月13日は「青函トンネルが開業した日」。“青=青森”+“函=函館”でその名の通り本州と北海道をつなぐトンネルです。それまでの物流や交通手段が連絡船から鉄道へとスイッチし、本州と北海道のアクセスが格段によくなりました。

いまは“あって当たり前”でも当然、過去には“なかった時代”がある――。新しくて便利なモノが生み出された記念日の背景には、先人たちの苦労や努力がたっぷり詰まっているハズ。そんなことを考えながら暦を見ていくと、便利な世の中のありがたさに改めて気づかされます。

旧暦では3月は “弥生(やよい)”と呼ばれ、草や木が成長し生い茂ることから古来より「木草(きくさ)弥生(いやお)い茂る月」とされ、そこから名付けられたという説が伝わっています。

【小ネタ部】元号ってそもそも何?いまこそ知っておきたい<ニッポンの元号&暦>トリビア

そんな生命の息吹を感じる3月ですが、おまけの情報をひとつ。14日のホワイトデーを前にそろそろバレンタインデーのお返しをどうするか……なんて悩んでいる方もいるかもしれませんが、“お返し”の習慣がきっちりあるのは日本だけなのだとか!欧米では、“クッキーデー”や“マシュマロデー”などと呼ばれ、単に恋人同士で贈り物をしあうのが一般的。そして、バレンタインデーの習慣も日本と海外では違いが!ぜひ、コチラの記事 でチェックしてくださいね 。


3月は「年度末で大忙し」という方もいらっしゃるでしょう。あれ?でも、なんで12月でなく3月が年度“末”なのか?そういえば「年度」って1月ではなく4月はじまりというところが多いですよね……さあ、そのワケは?その不思議&秘密はコチラの記事 を読めばナットク!

なんとなく過ごしてしまいがちですが、1日ごとに込められた意味や想いを知ると、心が豊かになって、その日をより大切に過ごせるような気がしてきます。おや……?ほかの月も気になってきましたか?今回、ご紹介したのはほんの一部ですから、ぜひあなたも暦の世界を覗いてみてはいかがでしょう。

<参考文献>
『元号 年号から読み解く日本史』(文春新書、2018年)
『現代こよみ読み解き事典』(柏書房、2003年)
『日本の行事を楽しむ12か月 くらしの歳時記』(主婦の友社、2010年)

◆問い合わせ先
広告主名:株式会社JR東日本ウォータービジネス
広告主連絡先:東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー9階
媒体名:アキュアラウンジ

月のシメには“駅deそばフルコース(?!)”はいかが?さて、毎月末はいったい何の日?

月のシメには“駅deそばフルコース(?!)”はいかが?さて、毎月末はいったい何の日?

1年365日、「今日は何の日?」と調べれば、記念日や暮らしに息づく行事や風習など必ずといっていいほど“何か”があります。さて、ここで質問!毎月末はなんの日だか知っていますか? 

答えは「そばの日」!毎月末の夜に食べるそばを「晦日(みそか)そば」または「つごもりそば」といい、江戸時代の商家では慣例となっていたとか。七福神の1人としても知られる福禄寿にあやかる意味があるそうで、年末の大晦日だけかと思いきや、実は毎月末の縁起物だったというわけです。

身近な“そば”といえば、忙しいわたしたちの味方“駅そば”!“駅そば”といえば、JR東日本の<エキナカ>で出合えるアキュアの「信州そば茶」もお忘れなく。香ばしいそばの香りとすっきりとした味わいは、サッと駅そばをいただいたあとのホッと一息タイムにもおすすめ。まだまだ冷えるこの季節、温かな駅そば&『信州そば茶』の“駅deそばフルコース”でおなかもココロもポカポカに……ぜひお試しあれ!

関連リンク