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印象や味にも影響が!知って納得&ビックリ?<色のヒミツ>

2019.3. 8

*** 記事の内容は作成時のものであり、最新情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。***
※記事の内容は作成時のものであり、最新情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

印象や味にも影響が!知って納得&ビックリ?<色のヒミツ>

草木が芽吹き、花も咲き、街が色づき始めてくる季節......春がやってきます!週末や休日、お弁当を持ってお花見やピクニックに出かけたくなってきませんか?ということで、おいしそうなお弁当の写真からスタートです。

といいつつ、今回の【小ネタ部】のテーマは<色のヒミツ>。お弁当と何の関係が......?と思われるかもしれませんが、実はこのお弁当には"ある色の条件"が揃っているのです。

人間が得る情報は「五感(視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚)のうち80%は視覚から」ともいわれています。普段、何げなく見ているモノでも色に影響を受けているかも?!

上のお弁当の写真を見てすぐ、ピーン!と来た方もそうでない方も、記事の中で答え合わせをしながら、奥深い色の世界をお楽しみください!

“色のプロ”が選んだ2019年のテーマカラーはコレ!

印象や味にも影響が!知って納得&ビックリ?<色のヒミツ>

さて、2019年も何カ月か過ぎましたが、今年のテーマカラーを選ぶとしたら、どんな色を思い浮かべますか?

長年カラートレンドを研究し、ファッションやインテリア、化粧品など、さまざまな分野に情報を発信・提供している、いわば“色のプロ”によると、今年を象徴する色は、上の写真のようなパワーを感じる<オレンジ色>なんだそう(※1 )。

その名も<アウェイクニングオレンジ(Awakening Orange)>と呼ばれる色で、“Awakening=覚醒・気づき”という意味があります。元号が変わるタイミングで「気づき」をもって新しい時代に一歩踏み出すようなムードから、快活なこのオレンジ色が選ばれました。

これは、単に「流行する色」ではなく、その年を象徴するいくつかのキーワードと共に意味づけられています。その中には“スポーツ・健康”というキーワードも。

印象や味にも影響が!知って納得&ビックリ?<色のヒミツ>

2020年に向けてスポーツ競技への関心も高まりつつある今、「躍動感や生き生きとした生命の力を感じさせるこの色が相応しい」という思いが込められているとか。こう聞くと、見ているだけも元気がもらえそう!目が覚めるようなフレッシュな香りまで漂ってくるような気も! スマホやパソコン使いで自然と猫背&下向きになりがちな姿勢をシャキッ と正したくなってきますね。

虹は何色?色の不思議アレコレ

印象や味にも影響が!知って納得&ビックリ?<色のヒミツ>

世の中には色があふれていますが、暗い場所では色はよく分からない……。当たり前ですが、つまり色には光が欠かせないってコト。そして、太陽の光にはいろんな色が含まれていて、その証拠にプリズムを通すと赤、橙、黄、緑、青、紫など虹色に分かれます。

こんな風に見えるのは、私たちの目に赤(R)・青(青紫/B)・緑(G)の光それぞれに反応する3種類の細胞があるから。その細胞が受ける刺激の強弱の組み合わせでさまざまな色に感じるんです。そう、学校で習いましたよね“光の三原色”です。テレビやパソコン、スマホの画面など光を発するものにも応用されています。

印象や味にも影響が!知って納得&ビックリ?<色のヒミツ>

ところで、虹って何色でしょう?「そりゃもちろん7色でしょ!」という人も多いかもしれませんが、近年では教科書で6色と解説されていたりもするそうで、今後、虹の色の常識で年代が分かってしまう可能性も……。一方、世界に目を向けると5色や4色と認識されている国もあって、虹のイメージにはけっこう差があるようです。

ちなみに、印刷インキや染料など色料にも三原色があって、こちらは青緑(シアン)、赤紫(マゼンタ)、黄(イエロー)の3つ。このバランスで色を作っています。全て同量をあわせると黒になり、カラー雑誌やチラシなどは、“3色+黒=4色”で表現されているんですよ。

食にも三原色!?“おいしそうに見える条件”って?

印象や味にも影響が!知って納得&ビックリ?<色のヒミツ>

ここで冒頭の“おいしそうに見える条件”の答え合わせです!最初にお見せしたお弁当の写真と上の写真には、ある共通点があるのですが……。

正解は、赤・黄・緑の3つの色がそろっていること。“食の三原色”とも呼ばれ、これらの色の食材をバランスよく使うことで栄養面でもバランスをとりやすくなると考えられています。彩りがいいことはおいしそうに見えて、体もよろこぶ……なんと理にかなっているんでしょう!

「いやいや、一面、茶色い肉だけでも十分おいしそうだと思うんだけど」と思ったアナタも、単なる肉好きというだけでなく、ちょっとは色の影響を受けているのかも知れませんよ。

印象や味にも影響が!知って納得&ビックリ?<色のヒミツ>

というのも、 茶色はおいしそうに見える色だからです。こんがり焼けたパンや衣がサクサクそうな揚げ物など想像しただでもお腹がグ~っと鳴りそうな茶色の食べ物、けっこうありますよね。そのヒミツは、もっとも食欲をそそる色として知られる“オレンジ色”にあり、そこにほんのちょっと黒を足せば……なるほど“茶色”になりますよね。

色と食は深い関係がありそうですが、色は人の味覚に影響を与えることも。コーヒーを使ったある実験では、同じ味のコーヒーでも黄色い飲料の容器だと薄く感じ、茶色いと濃く感じる傾向にあることが明らかになっています。

見た目にだまされるな?!同じでも違って見える知覚の不思議

印象や味にも影響が!知って納得&ビックリ?<色のヒミツ>

色のオモシロさが分かりかけてきたところで、簡単な実験をしてみましょう。上の図をよーく見てください。

左右それぞれの中央に描かれた円の色は違って見えませんか?でも、実は同じ色なんです。背景の色に影響されて見え方が変わる錯視のひとつで、彩度が高い方(上の画像では右側)では、中央の色はくすんで見えるのです。

印象や味にも影響が!知って納得&ビックリ?<色のヒミツ>

こういった周りの色の影響で実際の色とは違って見えてしまう錯視は、身近なところにも使われています。例えば、野菜売場でよく見かける緑色のネットに入ったオクラや、赤いネットに入ったみかんもそう。色の同化現象で、オクラはより新鮮そうに、みかんはより熟れて甘くおいしそうに見えるんです。

印象や味にも影響が!知って納得&ビックリ?<色のヒミツ>

差がある、といえば色の表現も。青葉、青信号、青りんご……実物は緑系の色なのに、なぜ青とつくのか?その理由は、まだ色を表現する言葉が少なく、緑と青の明確な区別がされてなかった頃のなごりなんだそう。

今回は、色の世界のほんの入り口をご紹介してきましたが、身の回りにあるものすべてにその“色”なりの理由があると思うと、その裏側も気になる……。カラフルなものに込められた思いを想像しながら、あたりを見渡せば、いつものモノや景色も違って見えてくるかもしれませんね。


※1一般社団法人 日本流行色協会
  
<参考文献>
『日本の色』(朝日新聞出版、2016年)
『色の名前事典507』(主婦の友社、2017年)

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