「すっかり肌寒くなってきた......」と思っていたら、それもそのはず。
冬の始まりを告げる「立冬」を迎え、日に日に冬らしさが増す季節に。
となると、恋しくなるのが"あったか〜い "HOTドリンクたち!
と、ここでふと気がついたことが。
ドリンクの自動販売機って、HOTとCOLD=温かいものと冷たいものが同居していますよね?
当たり前のように気にしていなかったけれど、コンビニやスーパーマーケットなどでは売り場やケースは別々。これって実はスゴいことなのでは?!
今回は、なかなか見ることのできない<自動販売機の温冷切り替え>の現場に迫ります !
秋冬仕様にチェンジ!衣替えの仕掛け人、オペレーターさんに密着!
夏の間、キンキンに冷えたドリンクでみなさんの渇いたノドを癒してきた<アキュア>の自販機も、寒い冬に備えて衣替え。
身も心も温めてくれるHOTドリンクが並ぶ“秋冬仕様”へとチェンジしていきます。
今回、温冷切り替えの作業を行う自動販売機がこちら。
商品はすべて、まだ“つめた〜い”=COLDです。
ところで、この背中のロゴに見覚えはありませんか?
このユニフォームを着て業務に当たっているのは<team acure>の一員、自販機オペレーターさん。今回の“自販機衣替えの仕掛け人”です。
例年、11月中にはすべての自販機を秋冬仕様にチェンジできるよう、9月中からスケジュールを組んで徐々に進めていくのだそう。
通常の補充作業と並行して行うため、衣替えできる自販機は1日に1台あるかないか。ということは、この現場をのぞけるのは、かなりレアといえそう!
1台の中で温冷が共存。ドリンクがぬるくなってしまわないのは、なぜ?
自販機の扉を開けると、ドリンクを補充するためのラックが。
それぞれのラックにドリンクを格納するわけですが、「中で熱が混ざってドリンクがぬるくならないの?」と思いませんか?
もちろん、そうではありません!
1台の自動販売機のなかで温かい飲み物と冷たい飲み物が共存できるのは、「ヒートポンプ」と「真空断熱材」のおかげなんです。
「ヒートポンプ」とは、冷たい飲み物をキンキンに冷却するときに生まれる熱を、温かい飲み物を温めるための熱として使う仕組み。
さらにHOTとCOLD、それぞれを適温を保つために、庫内には「真空断熱材」が使われています。
※ 参考:富士電機「自動販売機(冷熱システム)編」・「『エネルギーと環境』で社会に貢献する。自動販売機編」。なお、上記図中の「圧縮機」とは冷媒を圧縮して排熱する機能、「キャピラリ」とはガラスでできた円筒状のガラス管のことを指します
アキュアの自販機も、この「ヒートポンプ」技術を採用。今回入れ替えをする機体は、ラックが3つのブロックに分かれており、1台のなかで温冷の切り替えができるというわけです。
こちらが、温度設定のコントローラー。
温度設定のインジケーターが点灯した「中」のブロックがHOTに設定されたことがわかります。
設定すると、手をかざしているところからHOTであれば温風、COLDであれば冷風が吹き出し、上にストックされたドリンクを温めたり、冷やしたりできるのです。
ブロックはしっかり仕切られているから、温風と冷風が混ざってドリンクがぬるくなる……なんてことはもちろんありません。
ちなみに<アキュア>の自販機では、HOTは55℃・COLDは5℃程度に設定されています。
わたしたちが「これこれ!」「おいしい!」と感じる“飲み頃温度”のドリンクを楽しめるのは、こんな“熱のフル活用”技術のおかげというわけです。
「つめた〜い」はずが「あったか〜い」なんてことは皆無!
自販機の温冷設定が終わったら、HOTの設定に変更したブロックにHOT用のドリンクを格納。写真では伝わりにくいのですが、とにかく素早い!
エキナカでは安全第一、作業はスピーディに行わねばなりません。
急いでいたら、間違えてHOTのブロックにCOLDの商品を入れてしまいそう……なんて心配はもちろんご無用。スピーディかつ慎重に、どこに何のドリンクが入っているか分かるように確認しながら進めていきます。
よく見ると、一部の商品見本が外された状態に……これは、なかなかレアなショット!
商品の入れ替えに合わせて、商品見本を交換する作業です。
ここを間違えると、違う商品が出てきてしまうので大問題!ですが、当然間違えるはずもなく、次々チェンジ……まさに“早着替え“!
ちなみに、価格表示のところにある「つめた〜い」と「あったか〜い」のサインは、実はこんな風に上下を入れ替えるだけで変えられるようになっているんですよ(※)。
※自動販売機の機体の種類により異なります。
ココロもカラダもHOTに!この秋冬も、みんなの「飲みたい!」に応えます
入れ間違いはないか、ボタンと商品が合っているか、正しい価格が表示されているか……など、すべてのボタンを押してチェック。
写真のとおり、どんな作業も必ず“指差し確認”。これは<team acure>のすべてのオペレーターさんたちが徹底しているのだそう。
今回ももちろん、入れ間違いなどもなく、パーフェクト!
さあ、HOTに衣替えが完了!
半数以上がHOTドリンクに切り替わりました。
暖色系のカラーリングが多いHOTドリンクが並んで、自販機の顔もすっかり秋冬仕様に!
今回の取材に協力いただいたのは、この道10年目のサイトウさん 。
その手際の良さも納得です。
「アキュアの自販機は、さまざまなブランドのドリンクが集まっているから、選ぶ楽しさがありますよね。
冬はやっぱりスープ!年々種類が豊富になってきていますが、迷わずに、選ぶこと自体も楽しんで買っていただけるよう、一目でラインアップがわかるように並べています」
新商品が出ると、必ず自分で試飲するというサイトウさん。
「注目ドリンクは『アサヒ ワンダ ラテリッチ キャラメルナッツ』。カフェで飲めるような味わいで人気が出そう。本格的ですよ」
ちなみに、ご自身のお気に入りは『永谷園 1本でしじみ70個分のちから』。アキュアの自販機でも、もはや秋冬の定番ドリンクです。
「ヒートポンプ」という日本の技術力、そしてサイトウさんをはじめとした<team acure>の工夫が詰まっている、アキュアの自販機。
「ランチのお供に冷たいお茶を、仕事帰りには温かなスープ系!」なんて選び方が1台でできるのは、こうした“誰かの仕事”のおかげなのですね。
あなたがよく使う自販機も、もう秋冬仕様になっているかも?!
ぜひチェックして、この秋冬のお気に入りドリンクを見つけてみてください。
広告主名:株式会社JR東日本ウォータービジネス
広告主連絡先:東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー9階
媒体名:アキュアラウンジ
COLUMN
いろんな<HOT>が選べる楽しさは<アキュア>ならでは!
さまざまなメーカーのドリンクが一堂に会し、選ぶのも楽しい<アキュア>の自販機。
来たる冬に向けて、<アキュアメイド>をはじめ、さまざまなブランドからバリエーション豊かなHOTドリンクの数々がお目見えしています。
サッと買える自販機ドリンクは、冷え込む朝晩、冷えた指先やカラダをやさしくじんわり温めるのにぴったり。
この季節に嬉しい、スープ系ドリンク。コーンスープやしじみ汁などの定番から、ふかひれスープや海老のビスクといった、リッチ系も続々登場です。もちろん、お茶やコーヒー、紅茶類も、“飲み頃温度”でスタンバイ。
いつものエキナカでお待ちしています。