「"ほっと一息"タイムには、甘いモノが欲しい」「食後にはスイーツが絶対欠かせない!」----そんなスイーツ好きは、年齢&性別問わず大勢いるはず。とくに秋から冬にかけては、この旬のフルーツや食材を使ったスイーツが続々登場してきており、甘いものへの欲望が高まっている人も多いのではないでしょうか?
そんななか、今回取り上げたいのは、"ソフトクリーム"の話題。「食べたい!」 と思っても、季節によってはすぐに手に入らないことも。なかなか味わえなくて悲しい......なーんていう"ソフトクリーム愛好家"の方には是非、知って欲しいトリビアから、試してみたくなりそうな"飲むスイーツの進化形&最新情報"までをご紹介します!
アイスクリームとなにが違う? 英語としては通じない! 意外と知らない、ソフトクリームのトリビア
街ではSNSで写真映えするデコラティブなトッピング付き、観光地ではレアなご当地フレーバー(写真左はなんと、うどんの味だそう!)と、今や無数のアレンジが存在するソフトクリーム。多くの人が一度は食べたことがあるであろうスイーツなわけですが、ふと考えてみると、アイスクリームとの違いってなんなのでしょうか?
その答えは「温度と食感」なんだそう。ソフトクリームは、「フリーザーで−5~−7℃程度にフリージングされ、アイスクリームのように固めないでそのまま食べるもの」と定義されているんです(※1)。
対してアイスクリームとは、“柔らかいクリーム”を容器に詰め、−30℃以下で急速に固めてつくられたものをいいます。−25~−30℃で保管され、お店では−18℃以下で売られているとか。この固める前の“柔らかいクリーム”状のまま、つまり“できたて状態”なのがソフトクリームというわけです。
ソフトクリームの“柔らかいクリーム状態”を生み出すのが、こんなマシン(フリーザー)。コーンへと絞り出す前には、フリーザー内部で材料をホイップする仕組みになっています。生乳が生クリームになるのと同様、ソフトクリームの材料もホイップされることで空気を含み、なめらかな食感に。さらに−5〜−7℃というアイスクリームと比べ控えめなひんやり感で提供されるため、舌でふわりと溶ける、あのおいしさが生まれるんです。
ちなみに、「ソフトクリーム」は和製英語。英語では、「soft serve ice cream(略すときはsoft serve)」「whipped ice cream」になります。ソフトクリームの生まれ故郷・アメリカなど、海外で注文するときには、お間違いなく……!
日本初のソフトクリームは、明治神宮で食された!? その65年後、まさかのエキナカドリンク化!
ソフトクリームがアメリカ生まれなのは、先に記載の通り。ときを経て日本に上陸したのは、1951年(昭和26年)。明治神宮で開かれた進駐軍主催のカーニバルの模擬店で売られたのが、ごく一般の日本人とソフトクリームとの出会いとなりました。その3年後には、最初のソフトクリームブームが到来。デパートの飲食店などが、こぞってメニューに取り入れたといいます。
さらに1970年(昭和45年)には、2回目のブームが! 大阪で開かれた日本万国博の会場には、200台ものソフトクリームフリーザーが設置されており、これが火付け役となったそう。
3回目のブームが起きたのは、1996年(平成8年)から。これは、コンビニでの取り扱いがスタートした頃。同時期にご当地フレーバーも続々と登場し、国民的スイーツ(!?)の地位を獲得するに至りました。
計算すると、2016年には日本上陸65周年を迎えたソフトクリーム。奇しくも同年、まさかのエキナカドリンク化が図られました。それが、JR東日本のエキナカにあるアキュアの自販機で買える「贅沢バニラミルク」!
「贅沢バニラミルク」が目指したのは、ドリンクでありながらも、長く愛されて
きたソフトクリームの味を再現すること。“なめらかさ&濃厚な甘み”を追求し、北海道産の牛乳をたっぷり60%使用。それでいて飽きることなく「また買いたい!」と感じられる、さわやかな味わいとなっています。
発売スタート時は1シーズン限りの商品とされていたそうですが、チャレンジングなコンセプトと驚きの再現性から、SNSなどで話題に。一度は販売終了したものの、ファンの熱意に応えて翌2017年にはみごと復活! 前年に続いて、エキナカで楽しめるようになりました。
商品開発担当者によれば、「男性が、スーツ姿で『ソフトクリーム1つ!』というのは、買いづらいかもしれない。『贅沢バニラミルク』を生んだ背景には、そんな潜在的需要への確信があった」とのこと。
「少し前には、“スイーツ男子”なんて言葉が流行りました。男性だって年齢問わず、甘いものが大好きな人は多いと思うんです」
商品開発担当者の読みは、みごと的中。リターン後も30〜40代の男性を中心にファンを獲得し続け、今や「贅沢バニラミルク」はアキュアの自販機における人気ジャンル“飲むスイーツ” の代表的存在となっています。
今年は、なんと期間限定フレーバー登場! “濃厚ミルキー&甘くてさわやか”、どっちも欲張りな新フレーバーとは?
ファンとともに歩み、2年目を迎えた「贅沢バニラミルク」。そろそろ新しい展開を……ということで、11月14日からは、期間限定の新フレーバーにチェンジして販売されることになっています。気になる、新フレーバーの正体とは? 商品開発担当者にたずねると……。「10月には、Twitterで“新味予測キャンペーン”を実施しました。中間集計を見たところ、『カフェオレ』『抹茶』『キャラメル』などの予測が並ぶなか、『パイン』『ほうじ茶』なんてレアフレーバーの回答も寄せられていたんですよ」
「なかでも、『チョコレート』と並んで目立っていたのが、『いちごミルク』&『いちご』の回答です。そう回答したみなさんは大正解でした! 商品自慢のミルク感・バニラ味も生かしたい……と考え、新フレーバーは『いちごミックス』味なんです!」
上のパッケージをご覧ください。ソフトクリームの写真が、いちご×バニラになっているでしょう? 北海道産牛乳を50%使用し、コクのあるミルキーさをキープ。さらにいちご果汁が加わることで、ただの“いちごミルク”ドリンクではなく、“飲むソフトクリームである「贅沢バニラミルク」のいちごフレーバー”というなんともブランニューな味に仕上がっています。
いちご狩りなどのイメージから春を連想しがちないちごですが、実は、11月頃から収穫のはじまる品種も多数。今年もクリスマスシーズンには、フルーツ店・スイーツショップで真っ赤
ないちごが目をひくはずです。「でも、お店に入ってケーキを買うほどじゃないかな……」
「今すぐココで、食べたい」、そんなときこそ、アキュアの自販機で、「贅沢バニラミルク いちごミックス」を探してみてください!
「贅沢バニラミルク いちごミックス」には、楽しい仕掛けも。“レア缶”を当て、HAPPY気分を味わって
「贅沢バニラミルク いちごミックス」が新しいのは、味だけではありません。今回は、“レア缶”ことスペシャルパッケージも用意されているんです。
レア缶がどんなデザインか、ここで1つだけネタばらしを。上の写真の大きな丸は、通常缶のイラスト右上部分のアップ。一方、写真左側は、レア缶のパッケージ。2つの丸のなかを比較してみると……? 通常缶では牛舎に佇んでいたアキュアの自販機、レア缶ではどこに行ってしまったのでしょうか? 答えは、レア缶の裏側に……。みごとレア缶を当て、消えた自販機の行方を知れば、思わず笑顔がこぼれるはず!
レア缶には、ほかにも、「ちょっぴり驚き!」な変化が仕掛けられています。自販機から缶を取り出す瞬間のドキドキ感も、“まるでソフトクリーム”な味とともにお楽しみください!
※ 文中の定義およびトリビアは、「日本ソフトクリーム協議会」公式サイトより
COLUMN
あの人気ドリンクがさらに進化!「贅沢バニラミルク いちごミックス」
2016年の発売以来、その斬新さとテイストで人気を博した「贅沢バニラミルク」に、満を持して新味が登場! 北海道産の牛乳を50%も使った贅沢な味わい、なのに、スッキリ飲めるさわやかさが、いちごのフレーバーが加わることでさらにアップ! 記事でご紹介したような、パッケージに隠された仕掛けなど、斬新さとユニークさは中身のみにあらず! レアパッケージを見つけたら、その日はきっとHAPPYな1日になること間違いなし?!
飲むだけじゃなく、選ぶ&見つける楽しみもあるエキナカのアキュアの自販機で、2017年11月14日(火)発売です!