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江戸時代や蒸気機関車の頃から、そしていまや自販機でも叶う"駅deそば"! 働く人々を支える<駅そばヒストリー>

2018.1.15

*** 記事の内容は作成時のものであり、最新情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。***
※記事の内容は作成時のものであり、最新情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

江戸時代や蒸気機関車の頃から、そしていまや自販機でも叶う

ごはんを食べる時間がない! そんなときに便利なのが「駅そば」。移動の合間に、駆け込んだ経験がある人もいるのでは? ズルッとかき込めて胃袋を温めてくれる駅そばは、ビジネスパーソンの頼もしい味方です。

さて、そんな"元祖ファストフード"ともいえる駅そば、そのルーツをひも解くと、なんと江戸時代にまで遡ることが判明。さらに、駅そばのお店でよく見かけられる「出雲そば」「出石そば」「会津そば」などの日本各地の有名そばは、実はそばどころ・信州から派生したものだという話も! 今回は、そんな駅そばの発祥や歴史、気になるそばの栄養成分、そして"駅deそば"の最新スタイル(?!)までをご紹介します。

「立ち食いそば」が生まれたのは、江戸の街。「駅そば」は、機関車の時代から存在していた!

江戸時代や蒸気機関車の頃から、そしていまや自販機でも叶う

昨今の駅そばは、カウンターやテーブル席が用意されている店も多々。しかし昔ながらの駅そばといえば、やっぱり「立ち食いそば」。その起源は、なんと江戸時代にありました。現在、わたしたちの食事は、一般的に1日3食といわれていますが、実はこの回数、江戸時代の明暦の大火をきっかけに普及したという説があるんです。

明暦の大火では、江戸の街が焼き尽くされました。その後、再建のために多くの大工・職人が1 日中働き続けることに。2回の食事だけでは体力が持たないということで、一般の人々にも1日3食が普及したと考えられているそう。

そばの屋台が大流行したのも、この頃。江戸に流入した職人たちの食をまかなうため、当時、さまざまな屋台が街に出ていたんです。なかでも人気を集めたのが、そばを提供する店だったとか。 

とはいえ当初は現在のような麺状ではなく、そば粉を餅状にした「蕎麦がき」がメインだったといわれています。やがて麺状の「そば切り」を提供する店が現れ、江戸中期には「ぶっかけそば」が登場。江戸後期頃なると、3,000軒を超える立ち食いそば店が存在するほどに。

江戸時代や蒸気機関車の頃から、そしていまや自販機でも叶う

江戸時代に鉄道は走っていなかったので、駅そばが登場したのは、明治時代後期となります。本州で最初に駅そばができたのは、長野県(信州=そばどころ!)の軽井沢駅といわれています。この地点で機関車の交換作業が必要だったため、待ち時間に目をつけて開店したのだそうです。

もちろん、都心にも老舗の駅そば店は存在。そのひとつが上の写真、JR東日本の秋葉原駅の総武線千葉方面行きホームの「新田毎(しんたごと)」。創業は1968年! 2018年には50周年を迎えます。

江戸時代や蒸気機関車の頃から、そしていまや自販機でも叶う

数あるメニューのなかでも「春菊天そば(430円)」が人気の模様。器いっぱいのビッグな春菊天に加えわかめもたっぷりで、なかなかの食べ応えとなっています。麺は生そばを使用。1日の来客数平均1,000人(!)という大盛況ぶりにも納得の味わいです。

江戸時代から働く人々を支える、立ち食いそば。「老舗の味を食べてみたい!」という方は、JR秋葉原駅に足を運んでみてはいかがでしょうか。

ビタミンB群に、ポリフェノールの仲間「ルチン」など——そばの豊富な栄養素が、江戸の人々を病から救った!?

江戸時代や蒸気機関車の頃から、そしていまや自販機でも叶う

江戸時代にトレンドとなったそばは、当時の人々の健康状態に寄与したという説も。なんでも、白米を食べるようになるとともに、「江戸わずらい」が流行したとか。「江戸わずらい」とは、脚気(かっけ)のこと。脚気はビタミンB1の不足で起きる疾患です。それまで江戸の人々が食していた雑穀・玄米にはビタミンB1が含まれていますが、白米に精米するとビタミンB群は減少。これが「江戸わずらい」を招いたと考えられているわけです。

しかし、そば人気が高まると、「江戸わずらい」は段々と姿をひそめるように。それもそのはず、そばにはビタミンB1・B2が白米の約5倍以上も含まれているんです(※1)。

上の写真は、そばの実。この小さな実のなかにはビタミンB群以外に、亜鉛・カリウム・マグネシウムなどのミネラルもぎっしり。ポリフェノールの1種「ルチン」も豊富に含んでいます。ルチンは抗酸化作用を持ち、美容・健康に不可欠なビタミンCの吸収を促進したり、毛細血管を強化する働きを持つ栄養素なんです。

江戸時代や蒸気機関車の頃から、そしていまや自販機でも叶う

ちなみに、そば店が登場したのは江戸時代ですが、日本人とそばとの付き合いはさらに古く、縄文時代の遺跡からもそばの花粉が見つかっているそう。文献として最初にそばが登場するのは、797年に完成した史書『続日本紀』。穀物として栽培していたことが記載されています。

麺にするだけでなく、和菓子の原料にしたり、そば茶にしたり、そば焼酎にしたり……。現在でも、わたしたちの身近にあるそば。太古の昔から日本に根付き、健康維持に貢献してきた穀物だったんですね。

※1 ダッタンそば(全層粉)と米(精白米)で比較。日本食品分析センター調べ および 日本食品標準成分表2010より

江戸のそばも、現在の各地で愛される名物そばも……。すべてのそばは、信州に通ず!? 

江戸時代や蒸気機関車の頃から、そしていまや自販機でも叶う

そばの名産地は数あるものの、なかでも有名なのが信州です。前述の「そば切り」も信州で誕生し、江戸の街へと伝わったとのこと。

また江戸時代に幕府命令で大名の国替えが行われた際、信州の大名がそば職人を連れてほかの土地に出向いたことから、各地に有名なそばどころが誕生。島根県出雲地方「出雲そば」、兵庫県豊岡市「出石そば」、福島県会津地方「会津そば」はいずれも、信州の大名の国替えで伝えられたそばといわれているそうです(※2)。

※2 「長野県信州そば協同組合|そばの歴史」より

「ダッタンそば」とは? エキナカ飲料「信州そば茶」、おいしさの秘密はそこにアリ!

江戸時代や蒸気機関車の頃から、そしていまや自販機でも叶う

JR東日本のアキュアの自販機に並ぶ「信州そば茶」は、その名の通り、原料は信州産のみを使用したドリンク。商品開発担当者によると「試飲を重ねた結果、そばの実&ダッタンそばの実をブレンドしているんです」とのこと。

そばの実100%やダッタンそばの実100%、そしてそれぞれの割合を調整して……と「開発時は、ひたすらそば茶を飲む毎日」だったという担当者。そうした試作&吟味の末、最終選考に残ったブレンドはついに3パターンに絞られました。「この3パターンを、アキュアメンバーズ(アキュアのファンクラブ。※2)」の座談会で試飲いただき、メンバーズの方々の意見も参考にさせていただいたうえで、ついに商品化する“ベストなブレンド”が決定」したのだそう。

ダッタンそばは「苦そば」とも呼ばれ、そばの実にはない苦みが特徴。そんなダッタンそばをブレンドすることで、甘みのなかにほのかな渋みを生み出せるというわけです。甘みと渋み、そして香ばしさのバランスが絶妙な「信州そば茶」誕生のウラには、並々ならぬ“ブレンドへのこだわり”があったのです。

ダッタンそばは栄養素にも優れています。そばのビタミンB1・2含有量が白米の約5倍以上なのは、先にお話しした通り。これがダッタンそばになると、ビタミンB1は白米の8倍、ビタミンB2は6倍(※4)にも! さらにルチンは、そばの実の約120倍含有。ほかの食品との比較でも、「ダッタンそばの抗酸化力は圧倒的な高さを示す」という研究データがあるほどなんです。

豊富な栄養素を含む一方、そばの実・ダッタンそばの実ともにカフェインはゼロ。「信州そば茶」は、カフェインを気にする妊婦さんやキッズにも、うれしいドリンクとなっています。

江戸時代や蒸気機関車の頃から、そしていまや自販機でも叶う

ホットでもコールドでもおいしい「信州そば茶」、エキナカで探すときにはこのパッケージが目印です。この藍染めカラーは……もうおわかりですね! そば店の“のれん”をイメージしたもの。

サイズは280mlと持ち運びやすいため、旅や行楽のおともにぴったりです。いつもと違ったランチタイムを過ごしたいときにも、駅のホームで癒しのひとときを過ごしたいときにも、「信州そば茶」のほのかな甘み&香ばしさを堪能あれ! 駅そばよりもさらに手軽に、“駅deそば”、が楽しめます。

江戸時代や蒸気機関車の頃から、そしていまや自販機でも叶う

そうそう、信州といえば2017年12月23日に、中央線特急「スーパーあずさ」(JR東日本の新宿〜松本間)で新型車両E353系がデビューしました(※5)。2018年3月17日には、すべての「スーパーあずさ」が新型に切り替わる予定。注目の車両に揺られ、信州そば巡りの旅に出かけるのも楽しそう。もちろん車内では、「信州そば茶」とともに香り高いひとときをお過ごしください!

※3 「アキュアメンバーズ」とは(毎日の“飲む”がもっと楽しくなる アキュアメンバーズ)
※4 ダッタンそば(全層粉)と米(精白米)で比較。日本食品分析センター調べ および 日本食品標準成分表2010より
※5 JR東日本(八王子支社)「2017.12.23 NEWAZUSA DEBUT!」

◆問い合わせ先
広告主名:株式会社JR東日本ウォータービジネス
広告主連絡先:東京都渋谷区恵比寿南1-5-5 JR恵比寿ビル9階 
電話番号:03-6853-6001
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COLUMN

“冬に飲みたいお茶”&“駅deそば”の新定番!「信州そば茶」

“冬に飲みたいお茶”&“駅deそば”の新定番!「信州そば茶」

お茶飲料としてはちょっと珍しい藍色のパッケージが目を引く「信州そば茶」。この藍色は、記事でもご紹介したように、ご存じ“そば店ののれん”をイメージしたもの。キャップを開けるとまず楽しめるのが、ふんわりやさしく漂う香り! 温冷で違った香りが楽しめます。そして、そのすっきりとした味わいは、は“100%信州産”のそばの実&ダッタンそばの実の絶妙ブレンドのなせる技。“カフェインゼロ”だから、冬の1日のスタートに、ランチのおともに、夜のほっとひと息タイムに、と、いつでも楽しめるのもうれしい限り。アキュアの自販機で見かけたら、「信州そば茶」で“駅deそば”の新スタイル、ぜひお試しあれ!

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