さて、変わりましたね。30年以上続いた「平成」から「令和」の時代へ----。この改元を機に、平成を振り返るニュースや記事を目にする機会も多いことでしょう。
そんななか、われわれ【小ネタ部】が今回注目したのは、アイスクリームを筆頭とする<ひんやりスイーツ>たち。「えっ?平成とアイス、どう関係あるの?」と思いましたね?では、さっそくその背景から、今回の【小ネタ部】、スタートです!そうそう、「実は気になることが多いけど調べるのメンドくさくて......」と多くの人が思っているであろう"アイスクリームとラクトアイス(など)の違い"も、これを読めばバッチリですよ!
群雄割拠・百花繚乱!「平成」はまさにアイス興盛の時代だった
みなさん、「アイス」といえば、どんなイメージを思い浮かべますか?アイスを食べているところ、想像してみてください。ギラギラの太陽の下、汗をかきながら?それともこたつでヌクヌクしながら?いや、季節なんか関係ないよ!という人もいるかもしれませんね。
かつて(昭和初期〜中期)は、真夏になると、アイスが入ったクーラーボックスを自転車に載せて売りに来る“アイスキャンデー売り”なる職業もありました。それは夏の風物詩ともいえ、アイスといえば“真夏のおやつ”というイメージが一般的でした。
しかし、昭和から平成にかけて、アイスはもう季節を問わない“定番おやつ”に!たとえ真冬でも、建物や部屋のなかは暖かいこともあり、また、メーカー各社も“冬限定”の商品など、さまざまなバリエーションを世に送り出すようになり、“冬アイス”が一般化。平成の時代は、ほぼ毎年、アイスの売上は右肩上がりが続いたのです(※1)。「そういえば、アイスの種類ってほんとうに増えたよな〜」って思い当たる人もいるのではないでしょうか?
種類豊富な“アイス○○”系スイーツ、その違いは?
こうしていまや本当に選ぶのが大変……いや、それも楽しめるくらいに種類が豊富になったアイス。いつもコレに決めてる!という人も、季節の味や新商品はゼッタイ試す!という人も、さあ、あなたが選んでいるアイスは、いったい“何アイス”?
“何アイス”か——見た目は似ていても、実は異なる“アイスの種類”。それを知るには、手に取った商品の裏などに記載されている「種類別」の名称を見るとわかります。
「そうそう、そういえば気になってた!けど、調べるまで行かなかったんだよね……」という人も多いハズ。この「種類別」に記載されているいわゆる“アイスの種類”は、「アイスクリーム」・「アイスミルク」・「ラクトアイス」・「氷菓」の4種類。違いは“乳成分の量”で、同じ欄に記載されている「乳脂肪分」や「乳固形分」の記載で区別されています(※2)。
「乳固形分15.0%以上 (うち乳脂肪が8.0%以上) 入っているもの」とされ、ほかの種類よりも乳固形分と乳脂肪分が圧倒的に多いのが「アイスクリーム」です。「ミルクのコクや風味、こってり存分に味わいたい……」という時に選んでいるのは、アイスクリームであることが多いのではないでしょうか?
「アイスミルク」は「乳固形分10.0%以上 (うち乳脂肪が3.0%以上) 」と、その名に“ミルク”が入っているとはいえアイスクリームに比べてかなり少ない印象。ラクトアイスは「乳固形分3.0%以上入っているもの」で、乳脂肪を含まない代わりに植物性油脂を含みます。
ちなみに“ラクト(lacto)”は、“乳”を意味するラテン語”lac”に由来することば。名称自体はアイスミルクと同じような意味……ですが、こうした種別の違いは、食品衛生法に基づく法律によって定められているのです。
そして、4種類目は「氷菓」。これは読んで字の如し、他の3種類との違いもイメージしやすいのでは?果汁やジュースなどを凍らせたアイスキャンディーやシャーベット、かき氷などは、この種類に属するというわけです。
ジェラートにソフトクリーム……やわらか系<ひんやりスイーツ>の違いは?
ここまでに登場していない<ひんやりスイーツ>もとい“アイス”の仲間に「ジェラート」や「ソフトクリーム」があります。「ジェラート」は、イタリア語。その意味はズバリ“アイスクリーム”、広義には“凍ったお菓子“を指します。日本国内の規格に照らし合わせると、ジェラートは通常5%前後の乳脂肪で製造されることが多いため、分類・規格では「アイスクリーム」ではなく「アイスミルク」に属する、という見方が一般的(※3)。
「ソフトクリーム」は、その名の通り、口にいれるとふわっと溶けるソフトな口当たりが魅力。そういえば、ソフトクリームって “注文ごとに作ってもらう”という印象がありますよね?
注文すると、機械(フリーザー)から出て来るフレッシュなソフトクリーム。フリーザーのなかに材料を入れてミックス(撹拌)するわけですが、このときにどの程度空気の量を含むかで、なめらかさや舌触りなどが変わってくるのだそう。この“空気の混入度合い”=“オーバーラン”が、ソフトクリームの味の決め手となる、といっても過言ではないのです。
ちなみに、ソフトクリームの材料も、お店によってさまざま 。先に説明したように「アイスクリーム」だったり「アイスミルク」だったり……、また、昨今では本当に色々な フレーバーも登場しています。
どの種類にも属さない?!<ひんやりスイーツ>界の異端児
さて、ここまでかけ足で紹介してきた、似て非なる「アイス○○」たち。しかし、このいずれもに属さない、まさに非なるユニークな存在の<ひんやりスイーツ>があるのをご存知でしょうか?
こちらがその異端児。ソフトクリームのように見えて……いや、よく見てください、これはソフトクリームがリアルに描かれたパッケージ(缶)。そう、これが、まるで“飲むソフトクリーム”、アキュアメイドの『贅沢バニラミルク』です。その衝撃のデビューは平成28(2016)年。「本物のソフトクリームが<エキナカ>の自販機で売ってる?!」と口コミが口コミを呼び、人気を博したドリンクなんです 。
斬新なデビューを果たして以降、気がつけば『いちごミックス』・『メロンミックス』、そして“栃木県民のソウルドリンク”ともいえる『関東・栃木レモン』コラボまで、と豊富なラインアップでシリーズ化。そして、2019年、この春には満を辞して、初代「プレーン味 」が復活しました!
復活だけではありません。なんと新フレーバー「チョコレート風味」も同時デビューが決定!シリーズの特徴である“北海道産牛乳60%使用”は変わらず。ミルクのコクを堪能しつつ、のどごしはどこかさっぱり。ノドの渇きを癒すだけでなく、ちょっと甘いモノがほしい——そんなときにオススメです。
そうそう、最後にもうひとつだけ小ネタを。日本でもっともアイスを食べている市町村、さてどこでしょう?
答えは「金沢市」(※4)。続く第2位は富山市、第3位は福島市、と、なんだかちょっぴり寒い地域が多いような……?!これを見ても、もうアイスは“真夏のおやつ”、ではなく、”一年中楽しめる定番スイーツ”であることがわかるような気がしますね。
アイス○○に、ソフトクリームといった、さまざまな<ひんやりスイーツ>たち。この春夏は……いいえ、季節を問わず、これからもわたしたちの舌やココロを楽しませてくれそうです。
※1,2 「教えて!アイスクリーム王子」(一般社団法人 日本アイスクリーム協会)より
◆問い合わせ先
広告主名:株式会社JR東日本ウォータービジネス
広告主連絡先:東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー9階
媒体名:アキュアラウンジ
COLUMN
この春は「プレーン味」と「チョコレート風味」の2種類が楽しめる!“飲むスイーツ”界の風雲児、アキュアメイドの『贅沢バニラミルク』
時は平成28年——センセーショナルな(?!)デビューを飾ったアキュアメイドの『贅沢バニラミルク』。その人気のワケは、「まるで飲むソフトクリーム?!」という斬新な発想 と “北海道産牛乳60%使用”というこだわりの味。「ミルクのコクとふんわりとした甘さが楽しめるのに、のどごしはすっきり!」と、瞬く間にファンを獲得。それからというもの、気がつけば、初代の「プレーン味」だけでなく、さまざまなフレーバーも登場し、その都度、話題と人気をさらってきた人気シリーズなんです。
そんな『贅沢バニラミルク』シリーズ、この春は、初代の「プレーン味」と、新たなフレーバー「チョコレート風味」の2種類でお目見えです。目印は「まるで本物のソフトクリームが自販機に?!」とみまがうような楽しいパッケージ。JR東日本のエキナカにある「アキュア」の自販機で探してみてくださいね。
ソフトクリームといえば、プレーンなバニラ味にチョコレート味に……その“ミックス”味を選ぶ人も多いのでは?この春は、ドリンクで“プレーンとチョコのミキシング”、ぜひお試しあれ!