インパクトのあるパッケージ、紅白の地に流れるような筆致で書かれたロゴ。
こちらは<新之助>というお米。
お米にしては、かなり「攻めてる!」と思いませんか?
攻めているのは、見た目や名前だけではありません。
この<新之助>、日本一の米どころとも言われる新潟県がそのプライドをかけ、こだわりぬいてつくった"新時代のお米"なんです。
目指すは「コシヒカリと双璧をなすトップブランド」
長きに渡り、日本の米のトップブランドとして君臨してきた<コシヒカリ>。
“新潟のおいしいお米”の代名詞ともいえる品種です。
それは誰もが認めるところ。
ですが、それがまさに<新之助>開発のきっかけでした。
「コシヒカリはたしかに素晴らしいお米です。しかし、評価が高いがゆえに、新潟県では生産がコシヒカリに集中していることは、大きな課題でした」
と語るのは、新潟県・農林水産部農業総務課 政策室長の神部 淳(かんべ まこと)さん。
作る人も、食べる人も、おいしいお米がたくさん作られたほうがうれしいはず。
それがなぜ“大きな課題”に?
「どの田んぼでも同じ時期に栽培します。ということは、気象災害が生じた場合、どの田んぼも同じように被害に遭ってしまう。加えて、地球温暖化の進行も心配されました。
米づくりは自然環境や気象に左右されるもの。とはいえ、どのような環境にあっても、全国のみなさまにおいしいお米をお届けしなくてはなりません。
そこで、コシヒカリとは栽培時期が異なり、暑さに強い新品種を開発しよう、と思い立ったのです」
目指したのは“コシヒカリと双璧をなすトップブランド”。
「コシヒカリを超えることを目指したのではありません。コシヒカリとは異なる特長を持ち、コシヒカリのように多くの人においしいと思っていただけるお米。つまり“コシヒカリと並ぶ、新たなお米”を作ることが命題でした」
こうして、2008年に米どころ・新潟の未来をかけた“かつてない米づくり”がはじまりました。
新潟の伝統と革新による“かつてない米づくり”とは
炊きたてでツヤツヤのお米。「おいしそう!」と思いませんか?
そう、お米のツヤは、おいしさと大いに関係があるのです。
「お米の輝きとおいしさに関係があることは、これまでの研究でわかっていました。
ですから<新之助>の開発では、最初の選定基準を“お米の輝き(ツヤ)”としました」
具体的には、500種を組み合わせ、20万株の中から選んだ品種候補の株ひとつひとつの米を炊き、輝きを測定することからはじめたのだそう。
「この作業は手間も時間もかかるので、従来の品種改良では最終段階で行うのが一般的。ですが<新之助>の開発では、まず最初にこの作業を行ないました。これは非常に革新的な取り組みでした。
わたしたちが目指したのは新しい米、新しいおいしさ。ですから、開発のプロセスにもこうして“新たな取り組み”を取り入れながら、理想の味を目指したというわけです」
お米の輝きをチェックすること幾千回。ある程度の候補にまで絞り込んだあとは、食味検査(食べ比べ)を繰り返し、いくつかの候補にまで絞っていきました。
「さまざまな数値やデータも活用します。しかし、人の感覚による判断も大切。遠い昔から米づくりに生かされてきた伝統ですし、なによりお米は“食べていただくもの”ですからね」
暑さや病気への耐性など栽培面での条件も満たし、最終的に選ばれたのが、後に<新之助>と命名されることになる株だったのです。
そして、もうひとつの新たな取り組みが、「生産者を限定したこと」。
「『うちでも作ってみたい』といってくださる方は多い。それは嬉しいことではあるのですが、実はここに厳しいルールを敷いています。
おいしさと品質、安心・安全を確保いただけるかどうか。県独自の一定の要件を満たす生産者だけが<新之助>を手がけているのです」
お米そのものの品質のみならず、生産工程にもこだわる——。新潟県の本気が伝わってきます。
「生産者は自分の腕に自信と誇りを持っている方ばかり。<新之助>には彼らの技術と情熱が詰まっているんです」
開発に着手してから8年後の2017年。
伝統と革新、新潟の本気の結晶<新之助>は、新潟県の米研究120年を記念した“新世代の米”として市場にデビューしました。
炊きたてはもちろん、冷めても驚きのおいしさ!
「きらめく大粒、コクと甘みが満ちている。」というキャッチコピー。これは決して大げさではありません。
コクやうまみ、甘みといった、お米のおいしさを表す指標を数値化したところ、<新之助>はすべてにおいて平均を上回る値をマーク。
ある日のこと。試食したお客さまから「こんなおいしいごはん、初めて食べた!」という声を聞き、「選んだお米に間違いはなかった」と確信した神部さん。
コンビニで<新之助>のおにぎりを期間限定で販売した際には、「冷たくても、驚きのおいしさ!」と評判になったそう。
「販売当時、おにぎりの売り上げが2~3割アップしたとか。<新之助>、なかなかやるな、と感じました」
炊きたてはもちろん、冷めても硬くなりにくいのが<新之助>の特長。おにぎりにしても、冷凍したものをレンジでチンしても、ふっくらツヤツヤのおいしさが楽しめます。
“インパクト大”のパッケージと名前に隠されたヒミツとは
お米なのに“男性の名前”。かなりインパクトがありますが、それもそのはず……
「これまでのお米は、女性の印象を与える名前が多かった。<新之助>と名付けるには、かなり勇気がいりましたね」
ところが、「すごく思い切った名前!」「親近感が持てる」と、思っていた以上の高評価が。
「新潟県らしさと、斬新さを併せ持つ名前。いい名前が付いたと思います」
パッケージやロゴには「めでたさと期待」が込められています。
「お正月に食べるお餅のパッケージって、紅白のものが多いって、気がついていましたか?」
たしかに!紅白の組み合わせを見ると、素直に“おめでたい”と感じます。
「お米は生活の基盤を支える食料ですが、お祝いやギフトにもおすすめです。あげてうれしい、もらってうれしい。パッケージの色やデザインにはこだわりました」
いろんな<新之助>が楽しめる!コラボ商品も続々登場
多くの企業とのコラボレーションを手がけていることも、お米としては新たな取り組み。
煎餅にサブレ、日本酒、ロールケーキなど……。なかでも神部さんが「これには驚いた」というのが、入浴剤やフェイスマスクだったといいます。
「斬新でしたね。わたしたちには思いつかないアイデアです。“かつてない米作り”によって生まれた<新之助>が、こうして“かつてないコラボ商品”を生み出していく。今後に向けて、新たな可能性も感じています」
そんな“新たな可能性”を形にしたひとつが、こちら。
アキュアメイドの<新之助玄米茶>です。
この<新之助玄米茶>の企画開発を担当したのは、JR東日本ウォータービジネスの石原 結衣(いしはら ゆい)さん。
インパクトのある名前にクールなパッケージデザイン、そしてなによりもその味わい。
この<新之助>のおいしさをお茶にしたら……と、開発時は期待に胸を膨らませたそう。
ラベルは米袋のデザインを踏襲、<新之助>ブランドが持つ“プレミアム感”を大切にしたのだそう。
もちろん、味にもぬかりはありません。
<新之助>のお米から生まれる香ばしさがしっかり感じられるよう、とことんこだわりぬかれています。
「さっぱりしているのに味わい深い。香りが生きていますね」と、神部さんも太鼓判を押します。
さらに、神部さんからは、こんな提案も。
「玄米茶はお米との相性も抜群。<新之助>でつくったお弁当やおにぎりと一緒に、この玄米茶を持っておでかけしてはどうでしょう?
お米もお茶も、温かくても冷めてもおいしい。これ、最高の組み合わせですよ!」
10月には新米が出回る<新之助>。
さわやかな秋の休日は、おにぎり&玄米茶の“新之助セット”で、お出かけしてみてはいかがでしょうか?
◆問い合わせ先
広告主名:株式会社JR東日本ウォータービジネス
広告主連絡先:東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー9階
媒体名:アキュアラウンジ
COLUMN
エキナカで出会える<新之助>!『新之助玄米茶』
お茶系ドリンクは数あれど、新鮮&インパクト大!なドリンクがエキナカにお目見え。
その名もアキュアメイドの<新之助玄米茶>。
使用しているお米は新潟が産んだ“新しいお米”<新之助>。
このプレミアムなお米を丁寧に焙煎、抽出したこだわりの玄米茶です。
ホットでもコールドでもおいしいのは、炊きたても冷めてもおいしい<新之助>の特長そのもの!
どこかほっとできる香ばしい香りと、味わい深い<新之助>が生み出す、香ばしい香りとうまみ。ノドの渇きをやさしく癒してくれるだけでなく、行楽のお供にもおすすめです。