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自販機のない世界なんて考えられない?! そういえば、いつからあるの? 自販機の歴史をひもとく<自販機クロニクル>

2017.12.12

*** 記事の内容は作成時のものであり、最新情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。***
※記事の内容は作成時のものであり、最新情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

自販機のない世界なんて考えられない?! そういえば、いつからあるの? 自販機の歴史をひもとく<自販機クロニクル>

その数、なんと500万台弱! コレ、日本国内における"自動販売機の普及台数"です。"自販機大国"とも呼ばれる日本。2020年に向けて、諸外国からの旅行者も増えてきている昨今、その数の多さだけでなく、そのバリエーションや利便性、機能にも驚きの声がチラホラ聞こえてきます。

普段何気なく使っている自販機。「そこらじゅうにあって、いつでも買えて、便利だな〜」って思うことはあっても、実はいつからあるのかなんて、考えたことなかったかも?! 今回は "気がつけばいつもここ・あそこにいてくれる"自販機たちに注目、その誕生や歴史をひもといてみることにしましょう!

実は自販機は紀元前から存在していた?! 世界最古の自販機、その発祥は……?

その普及台数では645万台を誇るアメリカに劣るとはいえ、23人あたりに1台と自販機の普及率や総売上額ではその米国を上回る日本。その普及台数のうち約250万台と、もっとも多くを占めるのが飲料自販機です。街中やエキナカ、オフィスの中など、さまざまな場所で利用できる飲料自販機ですが、その起源は、なんと2,500年前まで遡ります。

“世界最古の飲料自販機”、それは一体どこで発明されたのでしょう? はるか2,500年も昔というのは、紀元前215年・日本でいえば弥生時代を指します。

自販機のない世界なんて考えられない?! そういえば、いつからあるの? 自販機の歴史をひもとく<自販機クロニクル>

その答えは「古代エジプト」! 発明した人は不明ですが、ヘロンという科学者の著書「気体装置(Pneumatika)」にその存在が記されています。聖水を販売するために神殿の前に設置されていたという、いわば“聖水自販機”。もちろん“自販機”ですから、誰でもタダで聖水がもらえたわけではありません。

コインを投入 → そのコインの重みで中のお皿が傾く → そのお皿の傾きが元に戻るまでの間、蛇口が開く → 聖水が出てくる、というしくみだったそう。

自販機のない世界なんて考えられない?! そういえば、いつからあるの? 自販機の歴史をひもとく<自販機クロニクル>

エジプトのような砂漠地帯では、ただの水でさえも貴重だったかもしれません。それが聖水となればなおさらのことだったでしょう。手に入れようと、上の写真のように長い行列ができたかもしれませんね(※1)。通貨も自販機も、人々の生活に欠かせないもの。それは、わたしたちの遠い祖先たちが暮らしていたはるか昔から変わらないのですね。

※1 写真は古代エジプトの壁画のひとつ。「行列」のイメージであり、聖水自販機に並んでいたことを示すものではありません。

1970年には普及台数100万台を突破! 自販機の快進撃の時代はじまる

自販機のない世界なんて考えられない?! そういえば、いつからあるの? 自販機の歴史をひもとく<自販機クロニクル>

現代では、ドリンクをはじめ、お菓子や食品、チケットなどなど、本当に多くの種類の自販機が存在します。変わったところでは、うどんやハンバーガー、おでんなどのフード系、そして、なんと金貨まで(※2)! 

このように、さまざまな用途に自販機が導入された背景には、1,800年代後半にイギリスで起こった産業革命が影響していると考えられています。テクノロジーの進化によって、さまざまなモノ・コトを自動化することができるようになったというわけです。

自販機のない世界なんて考えられない?! そういえば、いつからあるの? 自販機の歴史をひもとく<自販機クロニクル>

現在でも残っている“日本最古の自販機”は、俵谷高七という人が作った「自動郵便切手葉書売下機」と呼ばれるもの(※3)。その名のとおり、切手や葉書を販売するためのものですが、なんとポストの機能も備わっているというすぐれもの! この頃からすでに、自販機には“ただ物を売る”だけではなく、“人々の生活を便利にする”というコンセプトが培われていたといえるでしょう。

日本が、多くの人をして“自販機大国”と言わしめるようになるきっかけは……そう、それはご想像のとおり、いわゆる“高度成長期”、とりわけ1960年代のこと。1962年にアメリカの大手飲料メーカーが日本に飲料自販機を設置したことをきっかけに、日本でも本格的に“自販機の時代”が幕を開けたのです。


※2 『えっ!? カレーライスから金貨まで!?』自販機の移り変わりから見えてくる、次の自販機の未来予想図って?

※3 日本最古の自販機は同じく俵谷高七によるたばこなどの箱入り商品を販売する自販機といわれていますが、実物は現存していません。

もしもこの世に自販機がなかったら?! 機械なのに実は“暖かい”自販機たち

1970年には100万台を突破、“ものづくり”の国といわれる技術力の高さ、都市部での人口増加、人々の生活やニーズの変化……激動・急成長とともに、日本国内でも自販機の快進撃がはじまりました。人口が集中する都市部だけでなく、サービスエリアや道路沿い、エキナカなど、全国のさまざまな場所に設置されている自販機たち。こうした自販機たちが、もしこの世に存在しなかったら……?! 

自販機のない世界なんて考えられない?! そういえば、いつからあるの? 自販機の歴史をひもとく<自販機クロニクル>

まず街中が暗くなること必至です。夜道を歩いていたり、知らない土地を訪れたとき……、夜中にポワッと灯りをともして立っている自販機にホッとしたことはありませんか? 

飲み会や残業で遅くなったとき、エキナカの自販機で温かなドリンクで癒された……そんな経験のある方もおられるのではないでしょうか? 夜だけでなく、通勤前や早朝など、日に日に冷えてくるこれからの季節は、ますますエキナカの自販機やHOTドリンクにお世話になることも増えそうです。

気がついたらいつもそこにいてくれる——エキナカ自販機の発祥〜いま

そんなエキナカの自販機たち。いまや当たり前の存在のようですが、先にご紹介した歴史を鑑み、よくよく考えてみると……ほんの数十年前は、駅はあっても、エキナカにはコンビニはおろか自販機もなかったという時代があったというわけです。都市部で自販機がないエキナカなんて、ちょっと想像しにくいですよね? JR東日本管内では、1984年から「谷川連峰の源水 大清水」という名称のミネラルウォーターを販売する自販機が設置されはじめたのが、その歴史のはじまりです。

自販機のない世界なんて考えられない?! そういえば、いつからあるの? 自販機の歴史をひもとく<自販機クロニクル>

「大清水(おおしみず)」……この名称、このラベル、見覚えのある方もいるかもしれませんね(写真は、「大清水」発売30周年を記念して、2014年に限定販売された「From AQUA 大清水復刻ボトル」)。

現在、JR東日本管内に設置されている自販機「アキュア」の歴史は、2006年にスタート。2013年には、Suica(をはじめとする交通系)電子マネー専用自販機も登場、キャッシュレスで“ピピッ”と“サッ”と買えるようになり、より便利になりました。いまでは多くの人が当たり前のように利用している機能も、よく考えてみれば数年前までは存在しなかった、と考えると……なんとも便利な世の中になったものです!

自販機のない世界なんて考えられない?! そういえば、いつからあるの? 自販機の歴史をひもとく<自販機クロニクル>

そして、世界最古の自販機が誕生してから約2,500年、「アキュア」の自販機にとっては10周年という節目となった2017年には「イノベーション自販機」が誕生しました。聖水を買いに並んでいた古代エジプトの人たちが見たら、「この大きな黒い箱は、一体なんだろう?」と思うでしょうね。

自販機のない世界なんて考えられない?! そういえば、いつからあるの? 自販機の歴史をひもとく<自販機クロニクル>

アプリで購入できるしくみ、商品見本が表示されるフラットで美しい液晶画面、クールなボディ……と、かつてない“最新形の自販機”ともいえる「イノベーション自販機」。古代エジプトの時代に比べたら、比べようもない進化、ですが、“自販機の本質”としては、根っこは同じなのかもしれません。

それは、“人々の暮らしをよりよくする”ということ。神や信仰を大切にする古代エジプトの人たちにとって「聖水」はとてもありがたく、貴重なものであったはず。「聖水自販機」は、それをできるだけ多くの人たちに、手軽に手に入れてもらうために発明されたものに違いありません。

一方の「イノベーション自販機」をはじめとするエキナカの自販機だって、ただドリンクが買えるだけじゃない……渇いたノドを潤すためのドリンクがサッと買えて便利だよね、というだけじゃないってコト、なんとなーく感じている人もいるのでは?

自販機のない世界なんて考えられない?! そういえば、いつからあるの? 自販機の歴史をひもとく<自販機クロニクル>

「イノベーション自販機」なら、アプリでドリンクを買うという“最新の機能を体験”できて、それを“友達とシェアする”なんていう楽しみがあります。そして昨今では、SNSでも話題となった「贅沢バニラミルク いちごミックス」をはじめ、“ここ(アキュアの自販機)でしか買えない”レアなドリンク・スイーツ系商品が続々ラインアップ! 渇いたノドに、朝の栄養補給に、そして、今日のごほうびに……と“選ぶ楽しさ”も進化&充実してきているのが、昨今のエキナカ自販機なのです。

古代エジプトの時代から、21世紀の今日まで、わたしたちの毎日を便利に、そして楽しく潤してくれるために、進化を続ける自販機たち。終電のあとも、多くの人が寝ている間も、365日・24時間、いつもそこにいてくれる——今度利用するときには、自販機に「ありがとう!」と感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか? 


◆問い合わせ先
広告主名:株式会社JR東日本ウォータービジネス
広告主連絡先:東京都渋谷区恵比寿南1-5-5 JR恵比寿ビル9階 
電話番号:03-6853-6001
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COLUMN

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“感謝の気持ち”といえば……アキュアの自販機&「アキュアくん」から、みなさんへの「ありがとう」を込めて、その名も「アキュアジャンボ抽選会」を実施中(※)! なんと「10万円分の商品券」をはじめ、アキュアのオリジナル商品ブランド「アキュアメイド」の詰め合わせなど、素敵な賞品が抽選で総計100名様に当たるという、まさに“ジャンボ”なキャンペーン! アキュアの自販機をよく利用する方にうれしい&おトクな特典もある「アキュア メンバーズ」。まだメンバーになっていない方は、この抽選会への応募を機会にぜひ登録してみては? 

※ 本キャンペーンの情報は、本記事が公開された時点(2017年12月)での情報となります。なお、本キャンペーンの応募期間は、2017年11月13日(月)〜2018年1月14日(日)となります。

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